4.30(71/89日目) FCバルセロナ凱旋
すでにバルセロナに来て1ヶ月。
まだ行ったことのない新市街の西側に歩いて行ってみた。グランビア通りをひたすら西に進み、エスパーニャ広場に到着。
広場にある誰かの銅像は中々素晴らしい出来で、ムンジュイックの丘にある博物館をバックに写真を撮った。
15mほど離れていたところに立っていた大男の通行人が、手をあげてポーズをしてくれるという謎の写真となったが綺麗に撮れた。
広場をさらに西に進むが特に何もめずらしいものはなかったので歩いて旧市街まで引き返した。帰り道に偶然市役所の前を通りかかると、バルサファンらしき人々が市役所前の広場に数十人程集まっていた。柵も並べられているので何かのイベントが始まるらしい。
イベント用の柵×バルサファン=「昨日のコパデルレイの優勝パレード」
閃き、近くにいた男性に聞くとやはり優勝パレードが行われるらしかった。
バルセロナ市内の各地を凱旋した後、最後に市役所とその向かいにあるカタルーニャ政府庁に優勝の報告に来るとのこと。何時にここに来るのか開くと
「20時くらいになると思うよ。」
とのこと。
現在13時...。
ランチを食べたり散歩して時間をつぶしたがそれでも16時。しかたないので20時まで立ったままバルササポーターと共に市役所前広場で待つことに。
18時になる頃には広場はバルサファンで埋め尽くされ、到着を待てないサポーターの応援歌の大合唱が始まった。広場中に大合唱の声が反響し、昨日のスポーツバーの熱狂を思い起こさせてくれた。結局FCバルセロナの選手達が広場に着いたのは20時45分頃だったが、それまで2時間45分、大合唱は衰えることはなかった。
選手がオープンバスでやって来ると広場は大熱狂。中心選手のフィーゴ選手やリバウド選手、アンデルソン選手、エンリケ選手などがサポーターに向かって手を振り続けた。選手らは広場に着くと市役所に入って行き、しばらくして2階のテラスから出てきて、選手一人一人サポーターに挨拶。そのたびにバルサファンは盛り上がった。
市役所を出たあとカタルーニャ政府庁に入り、またしばらくして2階のテラスから出てきて一人ずつ挨拶。広場のサポーター達は大合唱。
ほとんどの選手が、挨拶の最後に
「バルサ!」
というとファン全員が
「バルサ!!」
と言い返し、さらに
「カタルーニャ!!」
というと
「カタルーニャ !!!」
と大合唱。
「バルサ」と「カタルーニャ」を50回以上聞いた。
これだけ自分達の住んでいる地名を連呼していれば自然に地元意識が強くなるはずである。自分が日本に居た時は故郷の名前を叫んだことは一度も...、ない。
1時間半程選手の挨拶とバルサファンの大合唱を開き(全部で5時間以上)終わった頃には自分もすっかり洗脳されFCバルセロナのサポーターになってしまっていた。
明日はPension ALA-MARに引越しだ。
本日の出費
朝食 300Pts
昼食 800Pts
夕食 600Pts
ガム 100Pts
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