盛夏を送る
盆休みも明けて、仕事再開の2日目も、まだ世の中は若干休みモードで、5時過ぎに仕事を仕舞った。
郵便が届いていて、その中に知人のフォトグラファーKobayashi君からの「いつもの」贈り物が入ったレターパックがあった。
これは、メッセンジャーやLINEではなく、ハガキでお礼を書こうと、芹澤の「風」のデザインのハガキにお礼の言葉をしたためて、郵便局のポストに投函するために歩いて家を出た。
午前中は、早朝の雨で湿度が高く、ムッとするような天気だったが、今こうして古刹「洞慶院」から流れてくる「久住谷川」沿いを歩いていると、傾きかけた夕日に照らされた向こうの山肌は、まだ夏の日を感じさせるが、日が陰ったこちら側は吹く風も涼やかで、荒れ狂った猛暑の日々を忘れるような時を供してくれる。
ふとそこに、秋が見えた気がした。
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