サッカーの指導者として
小学生のサッカーの指導者を2年ほどやっている。
いろいろなフォーメーションを試して最終的に3-3-1になった。
3-3-1にした理由は、決して守備的に戦いたいということはない。
自チームのストロングポイントは、サイドの突破力と考えていて3バックだと2バックより、後ろでペナ幅が取れるためサイドハーフの選手が高い位置でボールをもらうことができる。
最近のプレミアでビルドアップこだわっているチームがビルドアップ時3バックをやっている。そこから上のような考えに至った。
相手を押し込んでいるときには、右CBや左CBが内側に入り、ボランチのような役割をする。サイド突破が得意な選手に内側にポジションを取らせないようにするためである。
この戦い方にしてから1ヵ月だが、まだまだ揺さぶりが少ない点やネガトラを意識したポジショニングができていないなど修正が多いが、4割~5割くらいはやりたいことができている。
戦い方、戦術を決めて考えを統一することができて結果がよくなっている。
しかし、サイドで張って仕掛けるタイプが多いので、内側に絞らせると良さが生きない選手を右CBにしているのでもう少し何とかならないか模索している。
戦術以外にも、ボールコーディネーショントレーニングを先週から導入した。このサッカーは、プレス体制がある程度ないと難しいサッカーなので、もう少し足元の練習を入れてる。
最近、チーム内の人から
「ずいぶん守備的なフォーメーション使っているね」
と言われてしまった。現スパーズ監督のコンテの気持ちが分かった。
「別に守備的なチームにするために3-3-1にしているわけではない!!」と言いたかった。
トゥヘルチェルシーは3-4-3を使っていたが、デザインされたプレスを前からかける攻撃的な3-4-3でフォーメーションだけで守備的だの攻撃的だの決めるのはナンセンスである。
また、フォーメーションで守備的とか決める人が一定数いるのは、なんとなくわかっていたがいざいわれると落ち込む。
これから、問題点も出てくると思うが、現段階でやりたいサッカーの完成形といえるので、ディテールを詰めていく。