20230216-19_何処かに参る 3
寝落ちから一度目が覚めての2度寝。それでも、5時過ぎには目が覚める。大浴場は5:30からなので、それまでゴロゴロ。フィンランド式サウナ付きで、大浴槽も2種類ある(片方は炭酸風呂)。サウナには入らなかったけど。部屋に戻って、初めてカーテンを開けてテラスを見る。雪が残っていたし寒かったので見るだけ。
チェックアウトは11時なので、荷造りだけしておいて散歩に出かける。岩手銀行赤レンガ館はすぐ近く。土曜日の7時頃で人通りも少なく写真が撮りやすかった。中津川を越えて盛岡城跡公園へ。先ずは櫻山神社にお参り。奥の烏帽子岩への道は完全に凍結していたので慎重に。お堀も凍結しているし、靴跡まである(危ないので試してはない)。西側から本丸跡へ登る。東側に降りようとしたけど、除雪されてなく完全に凍結していたので、断念。スパイクなしの靴では無理だ。
西側の道を北上して、有名な石割桜のある裁判所へ。あとは適当に ingress をしながら歩く。8:30になると突然大音量で哀愁あるメロディが…。これが「春まだ浅く」か。あまりにも悲しいということで、市民にも賛否があるらしい。個人的には、ありだと思うけど。
途中で出会った猫の写真など撮っていると、そろそろ9時。朝食を、盛岡じゃじゃ麺の「白龍(パイロン)」にするか、「ティーハウス リーベ」にするか(どちらのお店も近い)悩むところだが、ここはオーソドックスにカフェモーニング。リーベはクラシカルな店内に、マニアックなコレクションがたくさんある喫茶店。他にお客さんもいなかったし、頼めば撮影許可はもらえただろうけど、なんか無粋な気もして、おとなしく玉子サンドとセイロンティーのセットをいただいてお店を出た。いや、絶対居心地いいでしょ。腰を据えたらチェックアウトに間に合わなくなるw
ホテルに戻って、循環バスの時間に合わせ、10時半前にチェックアウト。左回りに乗車して盛岡駅までは約20分(右回りのほうが若干早いのだが、乗車するのに道を渡る必要があるので…)。駅で荷物をパージして、地域クーポンも使わないと、ということで駅ビルのフェザンでお土産を買う。南部せんべいとかお酒とか。施設内のヤマトのカウンターから発送。でも、ネコピット使えないし支払いは現金のみというのはちょっといただけない。
荷物発送を終えたら念のため空港アクセスバスの乗り場を確認してから、材木町のベアレン直営店へ。時間も頃合い。途中の旭橋から見える岩手山がハッとする美しさ。着くとちょうど開店するところだった。寒い中で飲む冷たいビール。フードは焼きたてのソーセージに牡蠣、豚ロースにA5ランク欧州牛など。いい感じだ。スタッフやご常連の方々にも優しくしてもらい、旅の締めくくりには最高のイベントだった。
荷物を回収して乗り遅れることなくバスに乗り、いわて花巻空港へ。20人も乗ってない。飛行機も往路と同様、隣席は空席。帰りは富士山も見えず。
時々寝つつ、気がつけば伊丹上空。天気は悪い。新幹線の時間には余裕があったので、リムジンバスではなくモノレール経由で新大阪に向かう。それでも、新大阪で1時間待ちはちょっと厳しかったw おとなび予約だから仕方ないのだけど、帰りはEX予約のほうが楽だな。今回の場合、おとなびはきっちりの時間で予約しておいて、間に合わなければeきっぷに変更、の方がよかった。今更だけど。
ということで、どこかにマイル旅、面白かった。しっかり練り込んだ旅もいいが、こういうざっとした旅もよい。要点だけ押さえておけばいいのだ。2日目も、最初は遠野をもう少しゆっくり観光して、再び花巻経由で盛岡入りするつもりだったけど、三陸鉄道に乗る機会もそうそうないだろう、ということで急遽変更した(山田線ではなく、106特急バスがいい時間にあったからだけど)。
沖縄以外、すべての都道府県に足を踏み入れてはいるけど、まだまだ行ったことない場所はたくさんある。4月から、必要マイル数が7,000マイルになってしまうが、また機会を見てやってみよう。