生きる意味を考える
”生きる意味”という大きなテーマを考えるようになったのは2020年から。制約された生活の中で、息をしているだけでは生きているということにはならないと思うと、自分の中で生きる意味の思考を繰り返した。本を読み、YOUTUBEの動画を見るにつけ、私なりの仮説ができた。
生きる意味は、「受け取ったものを与えること」
人は、生きてきた中で誰かからいろいろなものを受け取っている。親の愛、学校で教えてくれたこと、社会から受け取ったモノ、サービス、人との関わりの中で得たもの。。。それらは、受け取るだけで終わりにできない。受け取ったものを、ほかの誰かに与えずにはいられない。人ってそういう生き物なのだと思う。最たる例は、社会で働くこと。今まで得てきたものを、社会に出て仕事という形で還元する。いわば、働くことで生きる意味を確かめることができる。他の例を挙げると、大人になって子供ができて、親から受けたように子供に愛情をかけること。
社会は、様々な人たちの”受け取る”と”与える”の循環で成り立っている。生きる意味を失うというのは、その循環に参加できなくなったとき。受け取ることを失う、与えることを失う、それが生きる意味を見失うときではないだろうか。もし、受け取ることができなくなったとき、人は奪うことを考える。
普通の暮らしているだけでも、様々なものを受け取っている。受け取っていると自覚はできないものも多いだろう。毎日に感謝することができれば、静かでも豊かな暮らしはできると思う。