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45年前のYMO
本日2023年10月18日、45年前1978年の今日、YMOがFM東京(現TOKYO FM)の公開録音番組「サウンド・カーニバル~シンセサイザー・ランド」にて初のライブを実施した日です。
YMOの実質的結成は1978年2月19日、白金の細野晴臣さん宅にて坂本龍一さんと高橋幸宏(当時はユキヒロ)さんが招かれ、みかんとおにぎりが置かれたこたつに入って結成されたことは巷間伝えられていることです。
そして先のFM公録後、11月に「イエロー・マジック・オーケストラ」にてデビューを果たすわけですが、実質的に「バンド」として確立されたのはやはり翌年1979年8月、チューブスのフロント・アクトとしてのアメリカ、グリーク・シアターでのライブと9月のセカンド・アルバム「ソリッド・ステイト・サヴィヴァー」発売であったように思います。某雑誌でYMO特集が組まれた時も、1978年2月~1979年8月まではそのようにバンドの確立期間と定義していたのも納得できます。
ファーストアルバム、いわゆるアールデコ風のジャケットの帯には「細野晴臣」と大きくアピールされており、これは当時の細野さんの知名度からのレコード会社の戦略でもあるかとは思うのですが、あくまで細野さんのいちプロジェクトとしても捉えられます。
とはいえ、坂本さん作の「東風」、幸宏さん作の「中国女」など、後にYMOとしての重要なレパートリーとなる作品も収録されています。
セカンド・アルバム「ソリッド・ステイト・サヴィヴァー」には幸宏さん作、そしてYMOとしての代表曲「RYDEEN」や、坂本さん作「TECHNOPOLIS」など、そして、後マイケル・ジャクソンやエリック・クラプトンがカヴァーした「BEHIND THE MASK」といったバンドとして確立した名曲が収められています。