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みんなでつくる、まちの音楽祭

更新がご無沙汰になってしまいました。仲野です。

今日は、毎年恒例の渋谷ズンチャカ!について書きます。

心が動いたときは自然とnoteに手が伸びるね。


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渋谷ズンチャカ!2022が9月4日をもって無事に閉幕しました。

いやあ、よかった。


僕は昨年、2021年の渋谷ズンチャカ終了後には以下のようなnoteを書いていましたね。懐かしい。

「小さな叫び声」ってのは要約すると、オンライン開催になった2021年の渋谷ズンチャカ!においては、だれが見てくれているか、だれに届いているのかわからない状態だったんですね。

それでも渋谷の片隅の小さなスタジオからでも、公民館の地下からでも叫ぶこと、発信することが大事なんだって気づいた。

多くの人の目に触れることだけがすべてではなくて、自分たちの手で作ったものを披露することの尊さを学んだ2021年だった。

そんなことを思って付けたタイトルでした。懐かしいなぁ。


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そんなエモい2021年を経て今年。

今年の個人テーマは「手を動かす」。


2021年がどちらかというと頭と口を動かすことの方が多かったので、今年はさらに自分の手でつくろうというのがテーマではじめた渋谷ズンチャカ!2022でした。


主にやったのはラジオの収録と配信。

渋谷のラジオ(渋谷区のコミュニティFM)にて1時間の生放送パーソナリティにチャレンジした。

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radio集合写真

↑いい写真でしょ。


ポッドキャストで自分の番組も作った。

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↑サムネはつくってもらった。元ネタわかる人いたらすごい。


あと、SNS担当をしていたので、インスタとかでズンチャカ!当日までのカウントダウンをやった。

カウントダウンで掲載する写真素材も黒板とチョークで手作りして、ロケしに行って撮影したりした。

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↑この「ハチ(8)日前」は自分でも納得の出来。観光客の人がたくさんいて、少し列に並んだ。


ほかにも、当日はいろんなものになった。

マンウィズ(手作り)になったし、

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ギャル男になってパラパラを踊った。

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真剣(マジ)にパラパラを踊った。顔が真剣(マジ)。


2日目のフィナーレでは、「2021年渋谷ズンチャカ!キャプテン仲野」の亡霊を成仏させたくて、昨年のキャプテン法被を着て出陣。

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サンバホイッスル、アゴゴベル、タンボリンを手に完全なるサンバマンと化した仲野。楽しそう。(楽しかった。)

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「みんな上手だね!」って言ってる。(と思う)。

この音楽を通した参加者全体でのコミュニケーションをやりたくてできなかった2021年だったから、

フィナーレで出番をくれてありがとう。(って法被が言っている気がする。)


僕がフィナーレの時に前に出て言ったこと。

「皆さん、自分に拍手。」って言いました。

この2年間、大変なこと、心配なことが多かったと思います。体調もだし、こころの面でもね。

いろんなことがあったし、いろんなことができなかったり制限されたこの2年と少しの期間。

みんなよく耐えた。そして今もよく耐えてると思う。

決して普通のことじゃないと思う。みんなすごい。

ズンチャカ!の当日に、あのフィナーレの場所に、元気にみんなで集まることができただけでもう100点満点💯あげられちゃう。

だって、去年はできなかったことができるようになったんです。

結構すごいことだよ。進歩してる!

みんなが頑張ってるからです。だからみんな自分に拍手!


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最後に、1月末のキックオフから一緒にやってきたチーム・ズンチャカ!のみんながいたから楽しかった今年の渋谷ズンチャカ!になったと思ってます。

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みんないい顔してるな。


毎年思うのが、チーム・ズンチャカ!はキックオフの時からいろんな作業を一緒にやってきて、ようやく仲良くなってきたなって思う頃にはもう本番直前になっちゃってて、すぐに本番が終わって解散しちゃうんですよね。

それで、みんな自分の日常生活に戻っていく。

自分も1日~2日たてば、あれ、夢でも見ていたのか?と思うぐらいいつもの日常が待っている。

これが結構胸に来るものがあるんですね。

これをズンチャカ!ロスと呼んでいますが、何年経っても慣れるもんじゃないな。


ちなみに僕は、今回のズンチャカ!ロスに浸るために銀杏BOYZの「漂流教室」とBUMP OF CHICKENの「真っ赤な空を見ただろうか」を聴いてました。

このまま僕等は大人になれないまま しがみついて 忘れないんだ
君の涙をいつか笑顔に変えてくれ 光る星に約束してくれ
はやく はやく こっちにおいでよ
君と僕は一生の友達なのさ

いい歌詞ィ!

このまま僕等は大人になれないまま しがみついて 忘れないんだ

この一文がすごくくる。

ズンチャカ!の本番が終わったときに、僕はまさに「大人になれないまましがみついてる」んじゃないか、って思ったりしたんですが、まあいいや!大人とかクソくらえである!


もう一曲。BUMP OF CHICKENの「真っ赤な空を見ただろうか」

ふたりがひとつだったなら 別れの日など来ないだろう

って歌詞があってね。

でも最後に、

ふたりがひとつだったなら 出会う日など来なかっただろう

っていう歌詞もあるんです。


ズンチャカ!をやることで、終わった後に寂しい思いに浸ってしまうぐらいなら、そもそも渋谷ズンチャカ!と出会わなければよかったのでは????

と一瞬思ったりすることもありまして。


ゲームのラスボスみたいな思想にたまになってしまうんですね。

(ラスボスってだいたい「そもそも人類がいなければよかった」とか、「すべての人間を1つの個体にすることで云々」とか言いがちじゃないですか。でもその気持ちわかるぜ。って感じ。)


大人になれないなぁって思ったり、時々ラスボスみたいになっちゃうんですけど、でもやっぱりやってよかったと思います。


来年は7月9日、渋谷のまちでやりましょう!

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ではまた!

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