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#32 他産業からの投入、燃料使用分を算出するコードの手直し

コードを見直しています。
その中で気づいたり、手直しした点を書いていきます。

他産業からの投入、燃料使用分を算出するコードの手直し

単一産業における、他産業からの投入、燃料使用分を算出するコードは以下のようになっていました。

if df_index[k] == df_iotable.index[i]:
    from_other_industry += df_iotable.iloc[i][x] * 1000000 / Ui
    # 燃料使用分を計算
    if df_price_per_ton.index[k] == '2121': # 石炭製品の燃料使用分
        fuel += df_iotable.iloc[i][x] * 1000000 / Ui
    # 石油化学系基礎製品への石油製品の投入ではない場合
    if df_price_per_ton.index[k] == '2111':
        if df_iotable.columns[x] != '2031':
            fuel += df_iotable.iloc[i][x] * 1000000 / Ui # 石油製品の燃料使用分

燃料使用分として計上するのは、他産業からの投入のうち、

1.他産業が石炭製品の場合
2.他産業が石油製品でかつ石油化学系基礎製品以外への投入の場合(言い換えると、石油製品の石油化学系基礎製品への投入は、「他産業からの投入」として計上)

なので、先に上記2つの条件分岐を行って、条件1と2のどちらにも当てはまらないものが、「他産業からの投入」にあたるとした方がいいのではないかと考えました。

なので、コードを以下のように修正しました。

if df_index[k] == df_iotable.index[i]:
    if df_index[k] == '2121': # 石炭製品の燃料使用分
        fuel += df_iotable.iloc[i][x] * 1000000 / Ui
    # 石油化学系基礎製品への石油製品投入ではない場合
    elif df_index[k] == '2111' and df_iotable.columns[x] != '2031':
        fuel += df_iotable.iloc[i][x] * 1000000 / Ui # 石油製品の燃料使用分
    else:
        from_other_industry += df_iotable.iloc[i][x] * 100000 / Ui

重量単価初期値における推計値と統計値の相関

重量単価初期値における推計値と統計値の比較表は、以下のようになります。製造業24業種のうち13業種が負の値をとっています。その中でも化学、飲料・飼料、木材が大きくずれています。

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重量単価初期値における推計値と統計値の相関は以下のようになります。グラフは0以下の値は考慮していません。相関係数0.396より推計値と統計値に相関はあまりみられません。

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