LibreOfficeのマクロセキュリティの設定を変更
以前使っていたノートPCのOSを、Windows10からUbuntuに移行しました。
それに伴い、Windows Office(Word, Excel, PowerPoint)が使えなくなり、代わりにLibreOfficeを使うことになりました。
個人研究で、今後マクロ機能を使うことが予想されるので、LibreOfficeでもマクロ機能が使えるか検索してみました。
こちらのサイトによると、
LibreOfficeマクロは、一見、複数の言語が共存している状況になっています。
・StarBasic
・VBA(VBA互換モード)
・BeanShell (JAVA)
・Javascript
・Python
・ユニバーサル・ネットワーク・オブジェクト「Universal Network Objects」 (UNO)
・ディスパッチャー 「Dispatcher」
LibreOfficeマクロの本体は、ユニバーサル・ネットワーク・オブジェクト「Universal Network Objects」 (UNO)です。さらに、LibreOfficeを直接操作する仕組みとして、ディスパッチャー 「Dispatcher」を持っています。
LibreOfficeマクロは、StarBasicやVBA(VBA互換モード)など、様々な言語が利用できますが、それらは、 UNOのラッパーです。それぞれの言語から、UNOに変換されて動作しています。
おお!
(互換モードですが)VBAに加えて、Pythonも使えるのか〜。
Microsoft Officeのマクロ言語である、VBAに関する情報は、現在では、多くの書籍が出版され、インターネット上でも多くのサイトで使い方が紹介されています。
一方、LibreOfficeのマクロに関する情報は、かなり限られており、LibreOfficeのマクロを作成する情報を集め、実際にマクロを作成したいと考えるとき、必要な情報を集め、実際に動作するか検証していく必要があるため、とても手間がかかります。
LibreOfficeで、現在のところ最も情報が入手しやすいのは、StarBasicとVBA互換モードです。次に、Python です。
ということらしいので、まずはVBAから始めていき、ある程度できるようになったら、Pythonにステップアップできればいいかなと考えました。
マクロを操作する前に、マクロのセキュティを変更する
LibreOfficeは、初期設定のままでは、マクロが実行できません。そこで、最初にマクロを扱う前に、マクロのセキュティの設定を変更する必要があります。
「ツール」から、「オプション」を選択します。
「LibreOffice」→ 「セキュリティ」から、「マクロセキュリィテイ」を選択します。
「中」を選択します。
これで、マクロが利用できる状態になりました。ただ、現在開いているマクロを含んだドキュメントは、このままではマクロが実行できません。そこで、一度、ドキュメントを閉じて開き直します。
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