#20 対応表と業種ごとの廃棄物発生量(統計値)をデータフレームにする
今回は、投稿「#19 産業連関表の建設業関係の廃棄物量Wxを廃棄物実態調査に対応付ける」で作成した対応表を、データフレーム形式で読み込むことからスタートです。
対応表をデータフレーム形式で読み込む
df_taiohyo = pd.read_csv('H27和歌山県IOと実態調査の対応表.csv')
df_taiohyo['分類コード'] = df_taiohyo['分類コード'].astype('str')
for i in range(len(df_taiohyo)):
if len(df_taiohyo.loc[df_taiohyo.index[i], '分類コード']) == 3:
df_taiohyo.loc[df_taiohyo.index[i], '分類コード'] = '0' + str(df_taiohyo.loc[df_taiohyo.index[i], '分類コード'])
df_taiohyo.set_index('分類コード', inplace=True)
df_taiohyo.head()
廃棄物実態調査のデータを加工
次に、廃棄物実態調査のデータを加工していきます。
「和歌山県産業廃棄物実態調査報告書」の統計表「統計表1-01.xlsx」は下記のようになっています。
廃棄物の量の単位が、千t/年となっているので、これをt/年に変換します。
久々に、VBAを使うことにします。
Sub 本番用()
Dim wsOrg As Worksheet
Dim wsDes As Worksheet
Dim i As Long
Dim j As Long
Set wsOrg = Workbooks("H27和歌山県廃棄物実態調査.ods").Worksheets("統計表1-01.org")
Set wsDes = Workbooks("H27和歌山県廃棄物発生量統計値.ods").Worksheets("統計表1-01.make")
For i = 7 To 59
For j = 4 To 31
wsDes.Cells(i, j) = wsOrg.Cells(i, j) * 1000
Next
Next
End Sub
単位変換後、各業種の廃棄物発生量を一覧にすると、下記のようになりました。
単位は、[t]になっています。
業種ごとの廃棄物発生量(統計値)をデータフレームにする
続いて、上記の統計値をデータフレーム形式で読み込むことにします。
# 廃棄物実態調査の廃棄物発生量(統計値)をデータフレーム形式で読み込む
df_statistics = pd.read_csv('H27和歌山県廃棄物発生量統計値.csv')
df_statistics.set_index('業種', inplace=True)
df_statistics.head()
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