#29 重量単価初期値における廃棄物発生量の推計値と統計値を比較
先ほど、先行研究の論文を読んで、はっと気づきました。
研究対象となる産業は、製造業24業種のみ
ということに。
製造業24業種のみを研究対象に
なので、産業連関表と廃棄物実態調査の対応表を訂正しました。
また、最適化する前の段階、つまり、重量単価初期値における製造業24業種での推計値と統計値の比較もしていなかったことにも、気づきました。
重量単価初期値における推計値と統計値の比較
下記は、重量単価初期値における推計値(Ey)と統計値(Sy)の比較表を取得するコードになります。
df_before = df_estimate.copy()
df_before = df_before[['sector', 'input', 'output', 'fuel', 'Wx']]
df_before_compare = df_before.groupby('sector').sum()
df_before_compare['Sy'] = 0
df_before_compare = df_before_compare.rename(columns = {'Wx':'Ey'})
for i in range(len(df_before_compare)):
for sector in df_statistics.index:
if df_before_compare.index[i] == sector:
df_before_compare.iat[i, 4] = df_statistics.loc[sector, 'Sy']
df_before_compare
8業種で、推計値が負の値をとっています。その中でも、木材、その他製造業、パルプ・紙が特に大きくずれています。
推計値と統計値の比較表をCSV形式でファイルに書き出す
df_before_compareをcsv形式でファイルに書き出します。
df_before_compare.to_csv('before_optimal_compare.csv')
列名を日本語表記にするなどの加工をすると、以下のような表になりました。
重量単価初期値における推計値と統計値の相関
重量単価初期値における推計値と統計値の相関を示すと、以下のようになります。グラフでは、負の値は考慮していません。また、統計値が0の業種も考慮していません。
相関係数は0.476となりました。
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