久しぶりの海とキャンプ
自然環境リテラシー学
海コース1回目
2022/6/18,19
こんにちは。としです!今回私はマリーナ河芸で、一泊二日の自然環境リテラシー学実習を受講しましたので、思ったこと、学んだこと等について書いていこうと思います!
実習1日目
この日は朝マリーナ河芸に集合した後、軽く自己紹介やプチガイダンスを30分ほどで済ませ、天候の影響ですぐにカヤックの準備を始めました。私は、カヤックは1人で運べるくらいのイメージだったんですけど、1人乗りのカヤックでさえ2人でやっと運べる程の重さでとても疲れました。
カヤックをすべて運び終わると、次はPFD、スプレースカート、カヤックやパドルの説明を受けました。PFDとはPersonal Floatation Deviceといって、ライフジャケットの1種であり、視認性、浮く力、保温性、防御性に優れています。スプレースカートはカヤックの中に水が入らないようにコックピットの周りに引っ掛ける布です。カヤックにはコックピットの他にも荷物を入れたり、空気を入れることでカヤックが浮くことを助力するハッチがあります。このハッチがしっかり閉まってないと、チン(転覆すること)したときにそのまま沈んでしまうので、必ず確認をすることが大切です。
カヤックや装備について理解したあと、実際に海に出て、カヤックの基本的な漕ぎ方を練習しました。カヤックは8年ぶりくらいでしたが、シーカヤックは初めてで不安もありましたが、膝をしっかりとカヤックにつけることで安定感がすごく上がりました。パドルを少し漕いだだけで結構スピードが出て楽しかったです。回転や後ろ漕ぎ、停止などの基礎的な操作を練習したあと、船団を組んで、移動しました。
前の日まで晴れが続いていたので、赤潮が発生していて、絶対チンはしたくないと思いました。
でもこの大量に発生した赤潮全てがプランクトンから形成されていると思うと、自然の力って凄いなと思いました。
雨が少し降ってきましたが、波はまだ穏やかだったので、スポンジ取りをしました。小回りしながら操作しないと、全然取れませんでしたが、頑張って3個取れました!
スポンジ取りが終わると、陸にあがって片付けをしました。ここでもカヤックを運ぶのは苦労しました… 遅めの昼ご飯を食べたあと、雨が降ったり止んだりする中で、テントの設営方法を教えてもらいました。約2年ぶりにテント設営したので楽しかったです。ただ、テントの入口がタープの外に出ていたので、雨に濡れながら入らなければいけなかったのがちょっと失敗しました。
設営のあとはミーティングと晩ごはん作りをしました。お湯で温めただけのカレーとご飯でしたが、カヤックで疲れていたのでとても美味しかったです。2日目の起床時間が朝5時だったので、ログブックを書き終わると、すぐ就寝しました。夜中に騒音がひどいと言っていた人もいましたが、私は特に何も感じず朝5時までしっかり寝れました!
実習2日目
実習2日目は朝から晴れていて海からの朝焼けがとてもきれいでした!
この日は午後から風が強くなる予報だったので、レスキューと撤営の順番を逆にして、6時半にはカヤックの準備を始めました。
準備が終わり、海に出ると少し曇っていて、とても幻想的な光景になっていました。
ほとんど無風状態の中ラクラク進んだあと、カヤックで鬼ごっこをみんなでしました。先輩の操作技術やスピードがすごかったです。でも最後は数の力で捕まえました。
一度陸に上がり、班ごとに分かれて、レスキューと干潟の生き物観察を交代で行いました。私の班は先に干潟の生き物観察を行いました。
初めての干潟観察でしたが、すごい数のカニと巻き貝でした。
私が履いていたマリンシューズは底が分厚くなかったので、干潟の砂なのに泥の中を歩いている様な感覚でした。
別の班と交代して次はレスキュー訓練を行いました。朝より少し風と波が出てきました。グループレスキューは以外とあっさりいけましたが、セルフレスキューがとても難しかったです。チンしたあと、カヤックを起こすことはできますが、そこから水を抜いてコックピットに乗り込むときに横波に揺られてまた落ちてしまって、何回チャレンジしても成功しませんでした。ひっくり返ったカヤックを起こすのも、カヤックの上に乗るのも1人で行うにはすごく体力を使うので、なるべくチンしたときはグループレスキューが良いと思いました。ただ、今回は成功はしませんでしたが、アドバイスやコツは教えてもらったので次こそはできるようになりたいです。
レスキュー訓練が終わると再び干潟付近の浜からキャンプ地近くの浜に戻り始めましたが、このときも横波がすごくて、そのままにしているとすぐに向きが変わってしまうので、とても操作が大変でした。でも、波がある方がカヤックを漕いでいるという感覚はありました。
キャンプ地近くの浜についてカヤックの片付けを済ませると、テント乾燥と片付けを行いました。
最後にミーティングと1分間スピーチを行ってタープをみんなで片付けて今回の講義は終了です。
感想
この講義が始まるまで色々と不安がありましたが、いざ参加してみると、先輩や先生の方々はとても優しくてしっかりとサポートしてくれました。次の講義ではセルフレスキューをできるようになりたいです!
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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