詩 390
水の声(黒の魚)
青のカプセル 処方され
幕がとじても 見つからず
ピエタの背中に 見つからず
本のなかには 飛行船
火花 ちる ちる 教室の
花瓶の底でも あなた 泣く
音楽 はじまり あなた 泣く
記憶のなかで 歩むから
かなしい 姫君 塔の上
月夜 助けてほしいのです
工場 髪 ゆい さばきの日には
網に とらえた 万年筆
白昼 刺してほしいのです
夢を 盗んでほしいのです
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水の声(黒の魚)
青のカプセル 処方され
幕がとじても 見つからず
ピエタの背中に 見つからず
本のなかには 飛行船
火花 ちる ちる 教室の
花瓶の底でも あなた 泣く
音楽 はじまり あなた 泣く
記憶のなかで 歩むから
かなしい 姫君 塔の上
月夜 助けてほしいのです
工場 髪 ゆい さばきの日には
網に とらえた 万年筆
白昼 刺してほしいのです
夢を 盗んでほしいのです
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