<立ち方> 寿柳流チャンネル 2021年3月公開
『支えるものがなくても、自分でしっかり立つことが大切です』
<立ち方を学びましょう>
キレイに立つための流れは、次の通りです。
①足先をそろえてそくにする
(※そくにする とは?内股でも外股でもなく、かかと足先をまっすぐそろえること)
②手の指をそろえて伸ばし親指を軽くつける
③足のつけねにおく
④つり腰で背筋を伸ばす
※つり腰とは?お尻をつり上げるように骨盤をたてて、背中をまっすぐにすること。
⑤あごを引き、目は金の目(金の目とは?目線をまっすぐ前にすること)
⑥肩の力を抜き、心を静める
立ち方で、意識してもらいたいことは、きちんと、自分の骨格、骨で立つということです。
※骨格、骨で立つとは?
余計な筋肉や、余計なからだの力みがない状態で立っていること。
からだのどこかに余計な力をいれずに立っていること。
余計な力が入っている部分は、例えば、背中、首、腰、ひざ、足の爪先の方など。
フラフラしているように感じますが、全身に余計な力をいれずに、重心を意識して立つということが、骨格のバランスで立っているということです。
最後、心を落ち着けるために息を吸って吐いて、深呼吸してください、
息をとめると身体がかたくなります。
深呼吸し、息をゆっくり吐いて、重心を身体の真ん中、丹田(たんでん)と呼ばれるところに持ってきてください。
※丹田とは?おヘソの下に両手を置いて、おなかの奥の方、からだの真ん中のこと
そうすると、グッと身体が安定します。
心がけてみてください。
こども日本舞踊教室は『実技 日本舞踊の基礎』花柳千代先生著 を参照させて頂いております。