【グラストンベリーへの道】 チケットブッキング編 (20年改訂版)
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では、続きを書いていきたいと思います。
前回はグラストチケットを購入するために必要な"事前登録”をしたところまででした。前回の記事はコチラ↓
そしてここからが本番のチケットブッキングです。
チケット発売開始日
グラストのチケット発売は開催前年の10月1週目に始まります。
19年のグラストの場合、チケットの発売開始日は
コーチ付チケット
2018年10月4日(木)6pm〜
(日本時間10月5日,深夜2am)
通常チケット
2018年10月7日(日)9am〜
(日本時間10月7日,17pm)
という日程でした。
このようにチケットはコーチ付きか通常チケットの2パターンあります。
コーチとは現地までのバスチケットのことです。
例年コーチ付きチケットが先に発売します。その次にチケットのみの販売が日曜日に始まります。つまり僕たちにはコーチ付きチケットと通常チケットの2回分チャレンジができるということです。
ただコーチ付きのチケット枚数はかなり少ないので、大体ここは練習感覚でチャレンジしてみて本番の日曜日のイメージを作っておくという流れになると思います。
ちなみにコーチの出発場所はイギリス主要都市の中から選べるようになっています。出発場所によって枚数が決まっているかはちょっと思い出せないのですが(多分決まっているはず。。)、日本から向かうならロンドンか会場から近い街であるブリストルあたりがいいと思います。
上が19年開催での出発場所です。ロンドンだと往復57ポンドなので約8,000円ちょっとですね。
何度も言うようですが、毎年チケットは争奪戦です。19年チケットだと大体開始から30分くらいで売り切れました。ということで、チケット発売時間には必ずウェブサイトにアクセスできる状態にしておく必要があります。フェス好きな人からしたらこの日はイベントみたいなものですから予定を空けてこのお祭りを楽しみましょう!
チケット価格
£253 (inc. £5 booking fee) / Glastonbury Festival'19
チケット代248ポンドに5ポンドのブッキング手数料が付いて253ポンドが19年のチケット価格です。この価格のみで1日券などはこの時点ではありません。コーチ付きの場合この価格に上記で選んだコーチ代を合わせた価格になります。
チケットに含まれるものリスト(公式によると)
・フェスティバル全日程入場
・キャンプ5泊
・プログラム
・ミニガイド
・ケータイ充電
・現地フリーペーパー
・モバイルApp
・焚き火
・キッズフィールド
・各種基金
5日間の長丁場なので、個人的にケータイ充電場所があるってのはいい情報です。まぁ使えるのかは行ってみないとわからないですが。
また、チケット販売はこの公式サイトからしか行ないません、グラストはチケットのセキュリティ対策をしっかりしているので絶対にダフ屋などから買わないでください。
もっと知りたい人は、チケットインフォメーション(公式)に詳しく書かれています。駐車場やカーキャンプ、子供連れ、日曜チケットのことなども書いてます。
祭り(チケットブッキング)への準備
イメージを膨らませてきたところで、いよいよ祭りの準備を始めましょう。
用意するもの
ブッキングシステム
発売が始まる前に、ブッキングのシステムを頭に入れておきましょう。
まずルールとして、ブッキングは一人につき6人分まで購入できます。購入希望の欄まで行くと購入者枠が六枠あるということです。
つまりどういうことかというと、他に購入希望者がいて、その誰かがブッキングページまでたどり着けば、自分もブッキングしてもらえるということです。用意するものに書いた"仲間”がいればこの部分で少し取れる確率が上がります。このように枚数制限があるので、グラストのチケットはチームで挑戦する人が多いです。
そのためにも一緒に挑戦する仲間に自分のID(Registration Number)、郵便番号(Postcode)を共有しておく必要があります。
続いてブッキングに成功した場合、一人につき50ポンドのデポジットをクレジットカードで払うことになります。つまり複数ブッキングの場合、人数分×50ポンドはかかります。そしてコーチ付きの場合は、この50ポンドプラス、コーチ代がこの時点で支払うことになる金額です。
この50ポンドのデポジットは、チケット金額(£253)から差し引かれることになります。そして本格的な購入日(総額引き落とし日)である19年4月1週目(1日〜7日)に残りの203ポンド(×人数分)がクレジットカードから引き落とされるという流れになっています。
*僕は今回一人分しかチケットを取っていなかったので人数分の支払いを別々にできるのかはわかりません。が、少なくとも6人分一括で支払うことができ、まとめて払えるのはチケットが同じ種類の場合のみ(コーチ付きと通常チケットをまとめては払えない)ということが公式に載っているところを見ると、別々支払いは可能かもしれません。
キャンセルについて
4月まで正式には引き落としがされないためこの時点では、ブッキング(予約)ということになります。そしてこの間にどうしても参加できないとわかった場合、キャンセル処理を行って払ったデポジットを返してもらうことができます。
この場合、引き落とされたカードに払ったデポジットが返金されますが、チケット1枚につき手数料が20ポンドかかります。(毎年チケット価格により変動)つまり50ポンド払った内の30ポンド分が手元に返ってくるということです。コーチ付きチケットをキャンセルする場合は20ポンドに加えて10ポンドのコーチキャンセル料が追加でかかります。詳しくは チケットインフォメーション を確認してみてください。
チケット発売!さあ本番!
いよいよチケット発売日になったらまずはオフィシャルページを開いて、PCの前で時間になるまで待ちましょう。
コーチ付きチケットは曜日ごとに選べます。(2017年グラスト時)
さてここからはとっさの判断が命取りになります。
といってもすることはブラウザを更新することだけです。
開始前からじわじわとアクセスが増え重たいなぁと思うかもしれませんが、スタートと同時にさらにものすごいアクセスが押し寄せます。画面はフリーズしたり、アクセス制限のページをずっと行き来することになります(下のような状態)。決して壊れたわけではありませんのでご安心ください。これがグラストンベリーフェスティバルです。
ツイッターで状況確認
ページは自動で更新してくれますが、ここは自ら更新を連打するも良し、ずっと無で待ち続けるも良しです。おのおのの悔いの残らないようにやってみてください。そして例年通りだとおよそ30分間が勝負です。
入力画面が表示されてもそこで止まってしまうこともありますので、繋がったら速やかに入力してください。支払いが完了するまで安心は禁物です。
また更新するのと同時にツイッターでグラストを検索するとみんな色々つぶやいていますので見ていると面白いですよ。取った人の歓喜はヤバいです。そして特に主催者のエミリー・イービス(Twitter)がチケットのセール状況をライブツイートしてくれていますので、ここを確認していれば現在のセール状況がわかります。ソールドアウトがつぶやかれるまでは根気よく頑張りましょう!
そうこうしている内に、その時は突然訪れます。急に画面が繋がり下記のようなアナウンスページに繋がります。残念ながらここでチケット完売。終了となります。
取れたのは運かエリアか?
さて前述したように僕はブッキングページまでたどり着きました。しかも木曜日のコーチ付きの枚数が少ないチケットです。これは奇跡なのかもしれませんが、とりあえず、その時はあきらめずにひたすら更新をしまくりました。あまりに慌てていたので途中のページはキャプチャできませんでした。ただ入力したのは用意しておくものに書いた情報ですのでご安心ください。
また、ヨーロッパからだと繋がりやすいといった噂もありますが、実際日曜日の通常チケットも挑戦したところ、ここでは一度も入力画面までたどり着かなかったので、その辺はなんとも言えないと思います。
あきらめるのはまだ早い
今年2019年のグラストチケットはソールドアウトと言いましたが、いまからでもまだチャンスはあります。4月にリセールがあるからです!
今チケットを保有している人のキャンセル分を4月に発売するわけです。キャンセル分なので、一般のチケットよりもさらに険しい道ではありますが、実際に獲得できる可能性がまだ残されているのも事実ではあります。僕も少ないコーチ付きが取れましたし可能性は0ではありません!
日程などの詳細は2月時点ではまだ出ていませんが、少しでも興味があれば、今のうちに事前登録を行っておいてください。
追記:コーチ付き(2019年4月25日木曜日)、通常チケット(2019年4月28日日曜日)リセール発表がありました。
次回はグラストの歴史あたりを書いてみようかと思ってます。
では!