Glastonbury Festival Presents "LIVE AT WORTHY FARM" / グラスト初のライブストリームを開催!!
note大分ご無沙汰です。しばらく忙しい日が続いたので、ここ最近は海外フェスについてほとんど追いかけられていなかったのですが、今週末(というかもう明後日。。)にグラストが待望のライブストリーミングイベントを開催しますので、こちらはぜひお伝えしていきたいと思います。
このフェスについて
Glastonbury Festival Presents "LIVE AT WORTHY FARM" / ライブ・アット・ウォーズィファーム
今年早々に21年のグラストンベリーフェスティバルの中止がアナウンスされたため、その他のグラスト関係は今年何もやらないのかなぁと思っていたら、結構早い段階からヴァーチャルフェスを開催することがエミリー・イービスから発表されました。昨年はグラスト50周年を祝うべく過去のライブ映像を大量配信しましたが、イベントへの撮り下ろしと言う意味でのライブパフォーマンは正真正銘今回のイベントが初めてとなります。
しかも毎年グラストが行われる会場、”ウォーズィファーム”からお届けされるとあってはもう胸熱です。概要ではピラミッドフィールドやストーンサークルといった実際のステージが出現し、そこからライブパフォーマンスが延べ5時間以上に渡って開催されるようです。
普段はめちゃくちゃ広い牧場である、ウォーズィファームが今回の配信でグラスト使用になるという気合というか心意気がいいですね。イービス親子、スタッフ一同に感謝です。
ちなみに実際の会場風景、どれくらい広大な中で行われるのかはこちらの記事に詳しく書いています。
開催時期
2021年5月22日(英国現地時間)
フェスの歴史
グラストンベリーフェスティバルの歴史についてはこちらの記事に書いていますので是非ご覧ください。
音楽ジャンル / ラインナップ
さぁ肝心のラインナップには "COLDPLAY" を筆頭に "DAMON ALBARN" や "JORJA SMITH"、"MICHAEL KIWANUKA"、"HAIM" など豪華なメンバーが名を連ねています。このほか配信中にスペシャルゲストも登場するようなので楽しみです。
開催時間
現地時間 5/22(土)の19:00から配信が始まります。日本時間に換算すると 23(日)の深夜3:00となってしまいますが、東アジア地域にも対応したスケジュール(日本時間23日19:00〜)も設定されているので夜更かしする心配は無用です。
チケット購入
はじめにチケットは日本のウェブページから買うこともできます。クリエイティブマンが販売していますので絶対日本語!という方はこちらからどうぞ
ここからはオフィシャルサイトから買う方法です。
まずチケットの価格は以下のようになっています。種類はライブストリームチケット1種類で、この他ポスターがセットになった物が販売されているのみです。
LIVESTREAM TICKET / £20 (その他通貨での支払い可)
LIVESTREAM TICKET & OFFICIAL POSTER / £40 (その他通貨での支払い可)
チケットは1つですが、購入ページを見ると、沢山の選択肢があることがお分かりになると思います。これらは全て同じチケットですがストリーミングの時間帯が選べるようになっています。自分で好きな時間帯を選択してその時間のライブチケットを購入するということです。グローバル対応ですね。
ちなみに日本にいるからアジア時間に対応したチケットを購入するという必要はないようです。英国現地時間で始まるチケットも買うことはできますよ。
*どうやら視聴できる時間はライブ配信中の5時間だけのようですので後から見逃し再生などをすることはできないようです。ご注意ください。
では僕はアジア時間に対応したチケットを購入してみましょう。
"AUSTRALIA, NEW ZEALAND & ASIA"ゾーンのUSD支払いで買ってみます。
前述のようにチケットは1種類のみです。ポスター付きの方はその収益がパンデミックで影響を受けているライブプロダクションのスタッフなどに向けた慈善基金に寄付されるようです。
この他にも、額を決めて寄付することもできます。チケットだけ買う場合はそのまま "Continue" で続けてください。
次に、氏名、住所の入力欄になります。赤チェック部分を埋めていきますがこちらで大事なのはメールアドレスですね。電子チケットですので、実際の住所に何かが届くということはないです。
ちなみにTelephone部分の赤字は国番号入りの携帯番号を書いてねということです。日本だと+81がつきますので、"090xxxxyyyy"であれば "+8190xxxxyyyy" のように入力してください。
クレジットカード入力欄がありますので、こちらに番号を入力です。(Amexは使えませんでした)
Please tick here... から続く2つと"Oxfam"などはニュースレターなどですので受け取る人はチェック。"Terms and Conditions"の規約に関するチェックはしてください。
以上入力漏れがないかを確認したら "Buy Tickets" を押して購入完了です。簡単ですね。
しばらくすると入力したメールアドレスへストリーミング先URLがついたメールが届きます。問題なくリンク先に飛べるか確認しましょう。
あとは配信時間を忘れないようにするだけです。
開催場所
以前紹介したトゥモローランド”アラウンド・ザ・ワールド”は完全なるバーチャル空間にフェス会場を作りあげましたが、今回のライブストリーミングでは実際のグラスト会場である、ウォーズィファームでライブパフォーマンスが行われる(た?)ようです。
やはりグラスト気分を味わうにはこの会場の雰囲気味わいたいですよね。
ストーンサークルは会場南側に位置する秘境でゆったり休憩してる人がいるエリアですが、今回ここで初めてライブパフォーマンスをするようです。
メインステージ、特別仕様のピラミッドフィールドもできるようです。
フェス情報の必需品
ヴァーチャルフェスでは快適なインターネット環境をご準備ください。またテレビなどお手持ちの中で一番大きな画面で視聴できる環境を作れれば最高です。HDMIケーブルやChromecastなどでパソコンから接続できるか確認しておきましょう。
会場(ステージ)の様子
5/24追記:
実際の映像すごく綺麗でしたね。通常のグラスト会場のように活気で一杯という雰囲気とは真逆でしたが、大自然の中静かで、なんというか生命力に満ちたライブだったのが今のこの状況下ととてもリンクしていて心地良く見れました。
ストーンサークルだ、というよりもイングランドの大草原だが先にくるほど美しかったです。
室内セットのライブもカメラワークが凝っていて収録済みの良さが出てました。生配信じゃここまでしっかりカットも割れないだろうしこれはこれでいいんだな。
なんとも贅沢な環境、非日常感に連れて行ってくれる貴重な時間でした。
コールドプレイのピラミッドフィールドでは雨が降っており、これもグラストらしさ全開笑。すごく良かったですね。
個人的ベストパフォーマーたち
5/24追記:
Kano
とにかくカノー、いやケイノーがすごく印象的でした。初めてみました。ヒップホップそんなに聞かない自分ですが、ストームジーといい、グライムはどうやら好きみたい。
Coldplay
特別仕様のキラキラピラミッドフィールドをバックに、コールドプレイが圧巻のプレイでした。全世界を相手にもお手の物っていう感じでとにかく安心安定感がすごかったです。早速ライブ映像を公式でUPしてくれていますのでこちらぜひ。
WOLF ALICE
トップバッターのウルフアリス、今年はニューアルバムも発売することで露出が増えてます。
JORJA SMITH
前回19年のグラストでも注目の新人だったジョルジャ・スミス。今年はアルバムも出てたみたい。とにかく声がすごくいいです。
HAIM
去年軒並み高評価を得たアルバムで飛躍したハイム。ところでアメリカ国籍のミュージシャン達はこのためにイギリスへ来たのかな?それとも英国在住なのだろうか?
DAMON ALBARN
満月セットをバックに、なにやら怪しい集会のような感じでゆったりしたセットを披露したデーモン・アルバーン。Gorillazの"On Melancholy Hill"をやってくれたのは嬉しかったな。
THE SMILE
トム・ヨークによる新プロジェクトバンド、スマイル。サプライズゲストとしてこの配信でお披露目ライブとなりました。えっと今までとそんなに変わったんでしょうか笑。
HONEY DIJON
最後にちゃんとDJも用意してくれていたのはフェスということを意識させてくれて嬉しかった。いやーほんとあっという間でした。
困ったこと
5/24追記:
配信トラブル。これはやはり切ってもきれないものなのか。。
僕はアジア時間の23日用チケットを買っていたのでトラブルに合わなかったのですが、本国配信中に接続できない状況が続いたようです。そのため運営側は結局配信の無料開放を行いました。これは対応としてはしょうがないのかもしれないが、ちゃんとチケット買った身としては、おーい!笑。とはなりますよね。
合わせて視聴中の接続の不安定さもありました。これは全世界規模になればなるほど起こりやすいことですが、やっぱりインフラのしっかりした、YouTubeや、Amazonなどと手を組んだ方がいいと思うなぁ。
最後に
駆け足となりましたが、チケットはサイトからすぐに購入できますのでまだまだ間に合います。ウォーズィファームからのライブパフォーマンスがはたしてどれほど気合が入っているのか楽しみですね。期待して待ちましょう!
5/24追記:あっという間の5時間ちょっとでした。作業しながらの、ながら見ではあったもののこういうのは束の間の楽しみとしてそんなにスケールを大きくしなくていいからいろんなフェスでやってほしい!
どこでだってやっていること、やり続けていくことが大事なんだなと思いました。あとはやっぱり配信インフラがほんとに大事。ヴァーチャルフェスはとにかくこれって感じです。