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Glastonbury Festival 19 / 壮大なお祭りに行ってきました Vol.2

間にフジロックを挟んだため、予定より更新が遅れてしまいました。。
今年のフジは大変でしたね。僕のテントは大雨で出来た川に流されかけていました。。とまぁそれは別の機会に話すとして、グラストンベリーフェスティバルの続きです。

グラストの生活

食べ物は道ごとに点在しているので困ることはありません。種類も和洋中あります。ボリュームはフジロックの出店よりありますよ。基本は現金払いで何でも売ってるキオスクあたりはカードも使えました。

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グラスト会場は食べ物だけでなく沢山のお店が出てます。

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キャンプサイト近くにはちゃんとしたスーパーも出来ていました。水や重たい食料は持ってこなくてもここで揃っちゃいます。

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もちろんキャンプ用品も売ってます。エアマットを買っていく人が結構いましたね。

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グラストの郵便屋さん。ここから手紙を出すことができるようなので(おそらくイギリス国内のみ??)みんなグラストオリジナルのはがきを選んで書いていました。

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もちろんポストカードだけでもお土産に。

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イギリスの携帯会社「EE」が充電スペースを会場2、3箇所に用意していました。自分は使いませんでしたが、そんなに待ってる人がいない印象で、すぐに充電出来そうでした。充電切れもココでなんとかなりそうですね。ちなみにオフィシャルアプリは「EE」の制作でしたね。

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こちらはグラストンベリーフリープレス、ここで本当に刷って配られています。フリーペーパーはここで手に入れるか、各所にあるオフィシャルインフォメーションに置いてあります。

水分補給
今年の環境改善運動の目玉が、ペットボトル飲料の販売を行わないということでした。その代わりに無料の給水所がいたるところに出来ていました。僕はチケット購入と同時に給水ボトルも頼んでいたので写真のボトルを給水ポイントで交換してもらいました。ちなみにボトルはここで買うことができるので欲しくなったら、いつでも買えました。容器の種類はこれを入れて3種類ありました。

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シャワー
シャワーもあります。でもここが今回のグラストでの最大の問題でした。理由は後ほど。

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アプリ

19年版オフィシャルアプリのリリースは、開催1週間以内に迫ったギリギリのタイミングでした。全然出ないのでヒヤヒヤしましたが、これでやっと自分のタイムテーブルなどを作成できます。

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会場を歩くときは終始このアプリのマップを見ながら歩いていました。ステージ数が多すぎるのでフィルターを駆使して、表示を制限しないとかなりごちゃごちゃして見づらいです。

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困ったこと・注意点

グラストで困ったことの一番はこれしかないです。ズバリお風呂に入れないこと!19年は幸運にも雨が降らず、気温も暑い中開催されたため、雨のせいで地面がぬかるみ沼になるようなこともなく、そう行った部分では不便がありませんでした。

前述の写真にあるシャワースポットは、確認したところ有料キャンプを除き、2箇所ありました。もうお気付きですね、15万人をたった2つのシャワーポイントでまかなえるはずもありません。1箇所にせいぜいシャワーは10機くらいです。つまり、ここに来る人はもはやお風呂に入ることを考えていません。来場者全員に対してこういったお湯を供給することが現実的に難しいというのは痛いほどわかるので、ここはもうしょうがないと思うしかありません。

ではみんなどうしているのかというと、給水ポイント兼、水道がキャンプサイトの近くにあるので、みんな水着になって水道で髪の毛から何から洗っているのが現実です。

僕は金曜日の朝、試しにシャワーポイントに行ってみました。午前中にいったところ当然列ができており、順番が来るまでざっと1時間半くらいかかりました。まぁこんなものかと思い翌日も行ってみると今度はお湯のトラブルでクローズしてしまっていました。このまま開催中に復旧することもなくシャワーは完全に入れなくなりました。(もう一つのポイントも後に見つけましたが同じ理由でクローズ・・)

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19年のベストパフォーマーたち

個人的ベストステージ。といってもほとんど見たものは良かったです。グラストではジャンルレスで音楽が聞けますが、どんな小さなステージでも人が大勢集まっていて、本当に音楽好きたちが集まっているんだなぁと感じました。

(すみませんが、リンクが切れている場合は先方側で削除されたと思ってください、早めの視聴をオススメします。)

Jorja Smith
来る前からこのジョルジャ・スミスは絶対見たいアーティストの一人でした。独特の声なのに、こういっちゃなんですが、端正な顔立ちなのはいい意味で意外でした。

Stormzy
圧倒的です。本当に圧倒されました。自分はそこまでヒップホップミュージックは聞かないので、ストームジーもグラスト前に予習した程度でしたが、そんなの関係ないほど盛り上がりました。ライブはものすごい力を感じました。彼のパフォーマンスが素晴らしかったのと、オーディエンスの期待がすごく、みんな彼を聞きたがっているというのがわかるほど、五感にビシビシくる素晴らしいステージでした。

Sons of Kemet
去年出たアルバムすごくいいので聞きたかったバンドです。同じメンバーがやってるThe Comet is Comingも見ました。フジもきましたね。

Sigrid
エアウェイブスとか北欧ではちょいちょい出ている有名人。グラストでもOther Stageで堂々のパフォーマンスでした。ロンドンでも曲がかかってましたし、もう世界規模のポップシンガーになったんですね。

Liam Gallagher
グラストでオアシスの風を感じたかったのでリアムも見ました。地元帰って来たぜ!俺の庭だぜ!感がすごい出てました。

Sharon Van Etten
こういうインディー系のシンガー好きです。しかもニューヨーク、ブルックリン拠点だそうで、尚のこと好きです。

The Killers
体感で期間中一番の盛り上がりは「Mr.Brightside」の大合唱だったかと。ピラミッドステージ、これぞグラストのフラッグがはためく中でみんな、やいや、やいやの大騒ぎでした。ジョニー・マーに、ペットショップボーイズ、も出るとはなんとも贅沢な共演です。

Mavis Staples
大御所メイヴィス・ステイプルスもグラストには来ます。終始ご機嫌で楽しそうでした。お昼のピラミッドに寝転がりながら聞いてるのがなんとも贅沢でした。

Baby Metal
ベイビーメタル堂々とOther Stageに立ってるの見て、場慣れしてるなーと、なんと言われようとこのステージに呼ばれるのは尊敬してしまう。日本のミュージシャンもっと出て来てほしいなぁ。

Kylie
ヘッドライナー含めても一番入ってたんじゃないかというくらい、ピラミッドがパンパンでした。僕は少し乗り遅れて行ったのでもう端っこで聞くしかなかったんですが、もうカイリー・ミノーグの単独コンサート。ラストのSpinning Around で今年のグラストは終わりでいいんじゃないかくらいの大団円。昔ブイブイ言わせてたであろう、おばさま達もクルクル回っちゃってました。世界の歌姫の凄さを味わいました。

Fatoumata Diawara
アフリカ、マリのシンガー。土着的でない、現代的な音楽で大当たりです。アフロンビート凄くかっこよかった。いわゆるイギリス圏外からのアーティストとしてこういうステージをしたら見た人は絶対覚えてるだろうなって感じです。日本からこれから来るアーティストもぜひこんな風にとにかく盛り上げて欲しい。

Billie Eilish
鳴り物入りで登場のビリー・アイリッシュ。とりあえずこの子見ておけば乗り遅れてないよね。気が強そうだけど結構可愛いかったな。

Vampire Weekend
以前フジロックで見たときより、ライブパフォーマンスが良くなったんじゃないかと。最近出すアルバムは肩肘張らずに聞けてどれも好きです。


The Streets
イギリスでストリーツを見れるなんて想像がつかなかったですね。"Fit But You Know It" の大合唱なんてここでしか起こらないんじゃないですか??The Cureと被ったので悩みましたが、ストリーツにしてよかった。

お土産、会場で買ったもの


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オフィシャルTシャツなどのグッズは広大なグラスト会場の中でたった3箇所にしかありませんでした(アーティストTシャツはその中のたった1箇所"Other Stage" 横のみ)。運営の力の入れなさがわかります笑。種類も写真にあるぐらいで、列もほとんどできていません。フジロックとは大違いですが、選ぶ手間も並ぶ手間もないのでこれくらいが僕には助かります。ちなみに支払いは現金のみでした。

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The Guardian が新聞を毎日売っているのですが、このバックに入れて売られています。新聞自体その日の記念にもなるし、バックも利用価値高いです。みんな結構これをグラスト内での荷物入れとして使ってました。ちなみに毎日バックのデザインと色は変わるので、毎日買っちゃいそうですよ。

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先ほど紹介した、フリープレス。これを額に入れて飾っているのをSNSで見ましたが、かっこ良かったなー。

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ゲート入り口で配っていたトートバック。結構厚手で頑丈です。それと黄色いのがミニガイドブック、この他に、A4サイズのオフィシャルガイドブックも入場時にもらえました。無料でオフィシャルガイドも貰えるんです!フジロックの人聞いてますか!笑

最後に

今年はペットボトル販売を辞め、会場のゴミ問題などにかなり気を配っていました。来場者の置いていくテントもほとんどなかったようで、史上最もクリーンで改善されたグラストだと記事にもなっていました。

僕もとくに洗礼を受けることもほぼなく他のフェスティバルのように過ごせました。もしかしたら以前のグラストとは雰囲気がかなり変わったのかもしれません。この調子で改善されていけば、グラストだからと変に身構える必要は、それほどないのかなと思います。

チケットが取れないのは今後も続くとは思いますが、行ったことのない人はぜひピラミッドステージ正面ど真ん中のこの景色を味わって欲しいです。一生に一度と言わず何度でもまたここに帰って来たいと思うはずです。

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次はヘルシンキのフェスに参加するのでそちらをレポートしたいと思います。夏はまだまだ続きますよ。



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