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Glastonbury Festival'22 / グラストイズバック。

お盆休みですね。この夏は1ヶ月程イギリスを旅していくつかのフェスに参加してきました。

これから参加したフェスについて随時更新していく予定ですが、なんといってもまずは、今年のハイライトである6月に開催されたグラストンベリーフェスティバルから始めましょう!

前回(19年)の記事となるべく被らないように今回は雰囲気をたくさん感じてもらえるように写真多めで載せていきます。

このフェスについて

グラストンベリーフェスティバル / GLASTONBURY FESTIVAL of CONTEMPORARY PERFORMING ARTS
グラストの愛称で親しまれる元祖王道ロックフェス。フジロックのお手本として日本でも知名度の高いフェスティバルです。
ここ数年はコロナで2回中止になっていたため実に3年ぶりの開催となりました。


今年は20万人が集まっていたようですね

開催時期
2022年6月22-26日(例年6月最後の週末を含む5日間)

フェスの歴史
グラストの歴史など詳しく知りたい方はこちらの記事に。

音楽ジャンル
ステージは大小合わせて85ステージ(タイムテーブル掲載)もあるので、やらないジャンルを見つける方がきっと簡単です。それぐらいのマンモスフェスってことですね。

チケット購入
£280 + £5(予約手数料)
2回の開催中止や近年のインフレを背景に前回£265からの値上がりは致し方ないところ。

開催場所
グラストンベリーの街からほど近いピルトンにある巨大な牧場。Worthy Farm(ウォーズィファーム)が会場です。


現地までの行き方、会場周辺まで

前回の参加に引き続きコーチ(バス)付きチケットが取れたため、発着場のあるロンドンO2アリーナ近くの駐車場から出発しました。(コーチ発着場所はイギリス各都市からチケット購入時に選べます)
前回と同じ場所かと思いましたが微妙に駐車場が変わっており、そこが見つからなくて結構焦りました。。
メールにちゃんと場所が書いてあるのでしっかり見ておきましょう笑

この時点で朝の4:30!!なんとほぼみんな集まってる!

メールにはコーチナンバーが記載されているのでその番号のコーチに乗り込みます。

メールに書いてある番号のバスが呼ばれるまで待ちます

コーチ付きのチケットの場合はバスの中でチケットが配られます。つまりバスの出発には絶対に遅刻することができません!(最悪乗り遅れてもきっと現地でなんとかなりそうだけど絶対面倒です笑)

一度休憩を挟んで、会場までは4〜5時間といったところです。

丁度寝過ごしそうなタイミングで途中に「ストーンヘンジ」も通りますよ
到着。この日は開場2日目の木曜日だったのでかなりの人が既に集まっています


リストバンド交換

バスで到着したらゲートまでは1本道。ここでチケットを見せてリストバンドを付けてもらい中に入ります。この時荷物検査しなかったな。。

バスの到着場所からゲートはすぐそば


ゲートではパンフレットやミニマップも貰えます
毎度毎度このリストバンドのクオリティが高い


会場(ステージ)の様子

今年メインステージは大体周れたので各ステージの紹介を。様子は大体こんな感じです。

PYRAMID STAGE

メイン中のメイン、ピラミッドステージ。人がいないとそんなに大きい印象はないですが


パンパンになるとものすごい光景に


OTHER STAGE

会場のちょうど真ん中くらいにあるピラミッドに次ぐ規模のアザーステージ。ここも普通にデカい


WEST HOLTS STAGE

実力派が出てくる印象のウェストホルツ。海外アーティスト(英米以外)がよくブッキングされてます。日本の「幾何学模様」もウェストホルツでした


JOHN PEEL STAGE

旬の若手が出てくるテントに覆われた屋内ステージ。ベテランがあえてブッキングされることもしばしば


THE PARK STAGE

他のステージから離れているからか結構魅力的なアーティストを出してきてタイテ泣かせのパークステージ笑。今年はシークレットアクトでジャック・ホワイトも出ました


ACOUSTIC STAGE

アコースティックミュージックのためのステージ。今年もSUZANNE VEGAやHOTHOUSE FLOWERSなど名だたる大御所が出ました


AVALON STAGE

フィールドオブアバロン。あまり行く機会がなかったけどローカルなバンドが多いかも。逆にそれが面白い


LEFT FIELD

大体ビリー・ブラッグが司会してローテーションでゲストが1曲ずつ歌ったりしてます。オールド色強めかと思いきやティーンエイジャーのパンクとかラップとかあって意外と立ち止まってしまう


ARCADIA

夜にオープンするド派手アトラクション。今年は蜘蛛のDJセットでボーボー火を吹きました


GLADE

DJステージで一番入るのかな。昼からオープンして大体ロングセット。みんなダラダラしてます


South East Courner

南東の端にある夜にオープンするいくつものステージが集まったスポット。昼もなんだかんだ人が
夜になると後ろのセットにプロジェクションされ迫力満点なIICON
びびっていつも入れないATLANTIC MEATS
夜まで遊ぶ子、夜から遊ぶ子が入り乱れてとにかくこの辺はカオス。


SILVER HAYES

こちらも夜賑やかなシルバー・ヘイズ。キャンプサイトが近いのでよく通ります 
DJだけでなくライブもある「LONELY HEARTS CLUB」ステージ


GREENPEACE

グリーンピースにあるステージ。メインステージではないけど、全然小さくない


BBC MUSIC INTRODUCING

BBCMusicプレゼンツの若手が出てきます


THE GATEWAY

端っこの飲食スポットにもミニステージが、大体どこにいても音楽聴けます


STRUMMERVILLE

個人的に一番心地よかったステージ。最南端にある丘の上の隠れ家。ただ急坂登るからホントにしんどい。。


個人的ベストパフォーマー

ここでは映像あるものを中心に取り上げましたが、他にも HOTHOUSE FLOWERS や PEAT & DIESELTHE REGRETTESなど素晴らしいステージはたくさんありました。

KAE TEMPEST

初日のスタートで見たケイト・テンペスト改め、ケー・テンペスト。なんだかんだ一番良かったかもしれない。こちらはBBC視聴者へのスペシャルパフォーマンス。


Blossoms

イギリス旅行中ブロッサムズのTシャツ着てて何回も話しかけられたという記憶が強い。人気あるんだな(主に女子に)。


SUPERGRASS

スーパーグラスっていう懐かしい響き。「Alright」は勿論みんなでカラオケ大会。


THE JESUS AND MARY CHAIN

ジザメリもぜひ見たかったバンドの一つ。こちらは直前のステージだったフィービーとの「Just Like Honey」。


BILLIE EILISH

初日のトリ、ビリー・アイリッシュ。乗り遅れてしまったので近くでは見れなかったけど、あらためてこれでまだ20なのは凄いよね。


HAIM

すっかり大物のハイム。アメリカからのアーティストは所謂外タレに当たるからゲストって感じでみんなの見てる熱が違う気がする。


Noel Gallagher's High Flying Birds

もうここはみんなでオアシス待ち。そしてこのカラオケ大会。この後出るポール対して俺も負けてないだろと言わんばかりの合唱大会を仕掛けた感が見えてなんともノエルらしい。


PAUL MCCARTNEY

サー・ポール。イギリスで見れたということが何より貴重だった。ビートルズからウイングスまで往年の曲をこれでもかと歌ってくれました。そしてゲストはブルース・スプリングスティーン。デイブ・グロールも来たんだけどなんだか霞んでしまった。。笑


DIANA ROSS

日曜の夕方、ピラミッドステージをパンパンにしたのは彼女です。終始ご機嫌でなにより。



ANGELIQUE KIDJO

今年見たグラストの中でのベストパフォーマンス。ベナン出身のアフリカの歌姫、アンジェリーク・キジョー。もうとにかく威風堂々のステージ。


PET SHOP BOYS

最終日のアザーステージヘッドライナー。イギリスで聞くペットショップボーイズは格別。「Being Boring」は今年のエンディングにピッタリだったな。


グラストの生活'22

次回へ続く。

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