引き続き今年のグラストンベリーフェスティバルについて書いていきます。
今回はグラストでの生活に焦点を当ててみます。最大5泊6日滞在することになる広大なウォーズィファームでの過ごし方をまとめてみました。
もうこんなに細かくやらないかもしれない笑。ということで保存版です。
グラストの生活'22
項目ごとにいくつかのパートに分けて載せました。気になるものを見てみてください。
キャンプ
まずは最も重要なパート。
会場ではキャンプサイトが固まっているわけではありません。東西南北隅々までキャンプサイトがあるので、どこにテントを張るか、ある程度目星をつけておかないと、入った瞬間めちゃくちゃ迷うと思います。
自分でキャンプ道具を持っていく一般サイトから、レンタルテントがある専用サイトやオートキャンプサイトまでいくつかの宿泊方法があるので自分がどんな形で滞在するのかチケットを取った瞬間から考えましょう。
メインライブが始まるのは金曜日からですが、会場自体は水曜日からオープンしています。僕が行った木曜日には既に埋まっているキャンプエリアもたくさんあったので、できるだけ水曜日から入ることをお勧めします。その方が下見も余裕を持ってできますしね。
ここまでは一般的なキャンプエリアです。とはいえ出来ることなら荷物は軽く、なんならテントさえ持っていきたくないって方、グラストでもレンタルテントのエリアをちゃんと用意しています。ただこちらは入場チケットと別のチケットの購入が必要になります。
一般的なレンタルテントサイト「WORTHY VIEW」に今年から「STICKLINCH」というエリアも追加されました。そしてグラストのゴージャス担当、グランピングエリアの「TIPI FIELD」この3つがレンタルテントのエリアです。前述のようにそれぞれのキャンプサイトは入場チケットと別にチケットが必要なんですが、例年ここも争奪戦です。また入場チケット販売日とは別日に販売されるのでそれぞれのキャンプサイトページをよくチェックしておいてください。キャンセル待ちなどもあるので一度ダメでもそのページでよく情報を確認したほうがいいですよ。
宿泊施設についてのページ
気候
気温は17・18度くらいでしたが、昼間は日光が差すと非常に暑かったです。ヨーロッパ特有のカラッとした差すような暑さですね。逆に夜や曇り時は涼しく結構過ごしやすいです。念の為長袖はあったほうがいいと思いますが、僕なんかは暑がりなので結局ずっと半袖で過ごしていました。また今年はご覧の通り雨予報が続いていたのですが、そのほとんどは曇りで、まとまった雨はほとんど降りませんでした。
お金
今年はほとんどのお店がクレジット決済可能となっていました。前回はフード系はほとんど現金のみでしたので今回から飛躍的に便利になりましたね。またクレジットで払う場合は非接触のタッチ決済が主流です。自分の持っているVISAかMASTERのクレジットカードに下記マークがあれば完璧です。(もちろん伝えれば暗証番号での決済もやってくれます。ちなみにAMEXは使えなかったようです)
また現金がなくなった場合はATMが出ているので対応のカードがあれば引き出し可能です。
グッズ・お土産
フジロックほど品数は多くないですが、グッズやお土産の紹介。
インターネット・電源
インターネットの接続具合も気になるところですが、残念ながら電波はあまりよくないです。特にステージ近くの”人が多い場所”や"昼〜夕方過ぎの時間”だと電波が1本か2本でかなり遅かったりします。逆に人が少ない場所や朝などの時間は比較的つながりました。ちなみにEE、O2、vodaphone、ThreeなんかのUKの一般的な電波は飛んでいます。その中でも個人的な感覚ですがメインキャリアのvodaphoneやO2なんかは遅くても比較的繋がっていたように感じました。
トイレ
トイレは多くのエリアにあるのでステージ後の混雑時以外はほとんど並ばなかったです。ちなみに日本のフェスにある完全個室の水洗はほぼなく、トイレットペーパーも完備していないので気をつけてください。このあたりはグラストらしさを満喫しましょう笑
シャワー
前回非常に苦労したシャワー問題。というのはレンタルテントエリア以外の一般エリアだとシャワースペースが2カ所しかないからです(うち1つは有料)。前回は途中で施設が壊れて2日間シャワーなしで過ごしましたが、今回は無事開催期間を通して稼働を続けてくれました。まぁただ、毎回とんでもなく待つので行かれる方は覚悟して行ってください。
ちなみにグラストではシャワーは行かないのがデフォルトです笑
食事
お店はたくさんあります。結構同じ店がローテーションのように各通りごとに出てくるのですが、今回はおそらく一件だけじゃないかなーっていうお店を中心に食べてみました。
エリア
ステージ以外の各エリアはこんな感じです。
フェス情報の必需品
公式APP
必ずダウンロードしましょう、開催中随時更新され、シークレットアクトとか頻繁にアナウンスされます。
イギリスSIMカード(インターネット環境)
インターネットのつながりやすさから考えると、やはり現地のSIMカードでのネット環境が一番つながりやすいと思いますのでイギリスでSIMカードの購入をおすすめします。
モバイルバッテリー
できるだけ持って行った方がいいです。僕は容量の違うバッテリーを大中小3つ持って行きましたがギリギリでした。水曜日からいる人は最大6日間になるので自分が思っているよりも少し余裕を持って用意した方がいいですよ。
ボディシート(体を拭く用)や水着
シャワーに入れなくてもいいようにボディシートを持って行った方がいいです。また、水道などで頭から水を被れるように水着もあった方がいいですね。
困ったこと
前述のインターネット環境とシャワー以外では砂埃ですかね。牧場なので草地ばかりかと思いきや結構な割合で地面が土なので風が吹くとかなり砂埃が舞います。帰ってきた時は帽子が砂まみれでした。
また荷物ですが、日本から行く場合スーツケースなんかを持ちこまざるおえない方もいるかと思います。会場内には入口含めいくつかで荷物預かり所があるのでここで預かってもらえると思います(一応公式には荷物は必要なものだけ持ってきてねと注意書きがあります)。
最後に
コロナ禍で3年ぶりの開催だったため、2回連続の参加とはいえ久しぶりの感覚でした。また今回は日本からフェスで出会った人たちが何人か参加していたのでまた違う楽しさがありました。今回で大分わかってきたので、次行けたら大小全ステージ制覇目指してみようかな。
さて早い話ですが、例年通りであれば来月にはもう23年のチケットセールスが始まります。行こうか迷っている方は最後に今年のまとめ動画をどうぞ。これで来月のチケットセールスは参加したくなること間違い無しです!