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未来は誰にも分からない

1ヶ月後自分がどうなっているのか、それは誰にも、自分すら分からない。

ただ、1つ分かるのは、1ヶ月後には代々木アニメーション学院の卒業公演「シェイクス」が終了していると言う事。

今日から稽古再開、ここから1ヶ月、詰めに詰めて行く作業。
今回ありがたいことに、こんな私に演出というポジションを与えていただきました。
学生さんを相手に演出をするのは初めて。

何をどう伝えればいいのか、どんな言葉を選べば良いのか、正解の見えない日でした。

正直反省ばっかりです。もっとこうしたら良かったんじゃないか、あの場面ではこういう言葉をかけた方が良かったんじゃないか。。。

帰り道未練ばかりが頭を過りました。
僕の遥か先を歩いている大先輩が稽古に顔を出してくれました。
僕が言葉拙い時には、そっと補足をし、自分のシーンを待っているキャストに、さっきの彼の言葉はこういう事なんだと思うよ?と声をかけに言ってくれました。

めっちゃありがてぇ、、、でも今回求められるのはこの人が考えている世界を僕も感じる事。それが今回の自分に与えられた挑戦だと感じました。

別れる改札の前で、まだウジウジ未練を垂れている僕をそっとコメダ珈琲に連れて行ってくれて、甘い物でも食べなよ。とメニューを差し出してくれました。

めっちゃありがてぇ、、、
シロノワールが体に染み渡るぜ。

自信なんてものはいつも微塵もない、あるのは虚勢と見栄、そして勝手に積み重なった年月の中手に入れた経験値。。。

でもまぁ、持ち物なんてそんなもんでいいんだと思う。この1ヶ月、死に物狂いで足掻いてみようじゃないか。幸い、事務所の仲間も居る、見知ったスタッフさんもいる。
今回はいつも以上にポジションの重みがデカいけど、1ヶ月後はやって良かったと笑顔で居たい。

漢谷口、東京に上京してきて13年余り、一世一代の大勝負、銀河劇場にての演出家舞台。是非ともご覧くださいませ。

来月の僕が笑って立っていられますように。
この1ヶ月、、、頑張るぞ(ง •̀_•́)ง

うわぁー、こえぇぇぇ。
それでも、時間は待っちゃくれねぇ、刻一刻とその時は近づいてきてる。

今年1発目の舞台が、1ヶ月後の自分が、どうか無事でありますように!!

では、また日曜日。

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