リモートワークを導入して思うこと
株式会社エンタップでは、毎週水曜日をリモートワークDayと定めています。半年くらい続きましたので、良い点や悪い点をまとめてみました。
良い点
労働環境は向上します。
1日の通勤時間、往復で1時間〜2時間はありますよね。リモートワークにすることで、通勤時間が削減され、これがプライベートタイムになります。
プライベート時間を増やす方法として、ノー残業Dayがありますが、ただのスローガンとなって終わることが多いようです。それが本当に実現できるなら、基本は毎日ノー残業Dayにするべきです。
災害対策
災害等で通勤が困難になる事があります。リモートワークにより、仕事を中断することなく、無駄なストレスを抱えずに仕事を進めることができます。
実は、災害対策でも、毎週リモワに大きな利点がでてきます。リモートワークを「臨時で許可している環境」では、リモートワーク実施に負荷やリスクを感じている状況になります。交通機関が混乱するほどではなかった事を考えてしまい、踏み切りにくい事になります。
リモートワークが常態化する事によって、台風の前日にリモワ宣言をすることが容易になります。普段から慣れているので、明日台風が来る=リモートワークDayです。
集中できる
毎日、会議やコミュニケーションに追われる立ち位置になると、なかなか自分の仕事に終日集中できなくなります。特にハイスキルの人ほど、立場が上がり、コミュニケーションを求められる事になり、パフォーマンスが落ちやすくなります。
定期的にリモートワークDayがあることで、毎週1日は、集中Dayができるので、自分から発信するタイプの仕事がはかどります。
病院とか役所に行ける
朝早めに仕事前に地元の病院とか役所に行き、帰って仕事ができます。平日だと空いています。
家族とご飯を食べられる
週に一度、ランチタイムに家族とご飯に食べに行けるというのは意外といいものです。
悪い点
コミュニケーションロス
濃厚な共同作業には向きません。リモワではSkypeやチャットを使ったとしても、数人で行う共同作業、互いに手伝ったり、イメージを共有したりといった事は向きません。当社では週1のリモワが基本なので、水曜日はそういう仕事をしなければ良いだけです。
仕事の進捗がでない人がいる
自己管理できないタイプは、リモワデーの進捗が全く出ない事があります。理由や事情を確認し、2週間リモワ禁止措置などを行います。
IPアドレス制限をかけた環境
VPNはあえて許可していません。水曜日の作業では、IPアドレス制限をかけた環境しか使えない仕事はできないようにしています。
ハードウェアの絡む仕事はできない
当社では、IoT開発も行っていますが、デバイスを持ち運びすると、破損のリスクが有るため、特殊なハードウェアが絡む仕事はできません。
使ってるツール
Chatwork
リモートワークだけでなく、普段からChatworkです。チャットツールで、SlackやMS Teamsに比べて、とても使いやすいです。
Skype
ビデオ会議ではSkypeを使っています。Skypeのほうがビデオ会議は圧倒的に使いやすいです。
Google Apps、GitHub、redmine
普段からクラウドで仕事をしているので、リモートワークになっても、使い勝手がかわりません。
jobcan
勤怠管理にもクラウドサービスを使っています。リモートワークDayの日にはウェブ打刻を使うだけです。
NOD32
各端末にウイルス対策ソフトは当然入れています。会社の環境とネットワーク環境が違うため、何があるかわかりません。
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エンタップについて
エンタップは、Xamarinでのスマートフォンアプリを中心として、サービス開発を受託・業務提携など様々なモデルで行っています。