リスニングの鍵はリスニングではなく、音読一強
もしあなたが口からなかなかロシア語が出てこないのであれば、それは他ならぬ音読を毎日していないからです。
私は授業の最後にほぼ毎回、耳に蛸ができるくらい「音読してください」と言い続けて久しいですが、それでも尚言い足りないくらいだと確信しています。
殆どの人がどうせ音読しないからです。
リスニング能力のレベル向上は、その音源と似たようなカテゴリーと似たようなレベルのロシア語の様々な文章を精読し、ひたすら音読することです。
2,3級のリスニングであればロシア語の学参の長文文章、ニュースであれば同じ種類(経済なら経済、医学なら医学)を選定します。
:::::::::::::::::::::::
今日のロシア語の知識::::::::::::::
「死んだ」「亡くなった」というのは普通はумеретьで問題ないとして、скончатьсяだと逆に堅い表現になり、уйти из жизниもどこか大げさと言うか高文体っぽくなる。
あたり触りない「彼は亡くなりましたよ」 というのは、Его не стало.ともいわれる。
無人称文だ。померетьだとぞんざいな言い方で
失礼な感じになり、сдохнутьだと「くたばる」みたいな感じになりそうだ。
Его не сталоとは、何か芸がない物寂しい言い方だが、本当にこういう表現もある。
かつて、さとう好明先生は「行方不明になって3日目だ」というのを"Третий день нет." と訳したことがある。
※現在、ロシア語の受講生様を追加募集しております↓↓