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臆病にならず、とにかくロシア語のネイティブとネットのメル友になろう。気が進まないのは最初だけ。

生徒さんのお一人が、同性のウクライナ人のネット友達とロシア語でZOOMで初めて話したそうです。

相手の人は「また今度も話したい」と言ってきたそうなのですが、その生徒さんは単語しか言えなかったそうで、落胆してしまい、相手に迷惑かもと2度目以降は迷っているそうです。迷う必要は微塵もありません。

たとえ、最初の3回くらいは単語しか出てこなかったとしても、そのうち必ず慣れてくるので心に余裕ができると文に繋げていくことができます。

また、ネイティブの人が「また話したい」と言っているうちは、それは本音ですので、臆病にならずに安心して積極的に交流を続行していけば良いです。

例え2言3言でも、ネイティブからしてみればロシア語を話してくれるのは嬉しいし、それに殆どのロシア人・ウクライナ人はコミュニケーション能力が高いので、あなたの話を無限に広げられる話術は持ち合わせていますので、心配不要です。


南阿蘇村の彼岸花


最初のうちは話す前に質問事項などを紙にロシア語で用意しておくと良いと思います。

①あなたの町のいいところ
②小さい頃の思い出
③日本のどういうところが好きか?
④ウクライナの伝統行事には何があるか?

メールで既に聞いた同じ内容の繰り返しでも全然問題ありません。

どんな些細な内容でも質問されて嫌な思いになる人はいません。 話せば話すほど、毎回自分なりのロシア語の成長が必ずあるのが実感できます。

自分の覚えたロシア語の単語が相手に通じると、自分の成長を実感できます。やる気が出れば、今後の目標や勉強の方法などの考えに具体性が増してきます。

例えば、実際に会話してみると、いかに自分の口からロシア語の単語が出てこないかという課題が明確に見えてきます。


熊本県有明町の有明小学校。天草の広大な海を臨む

そうすれば、単語帳を作る際も、「単語は日本語からロシア語に口頭に即座に直す」という勉強スタイルが確立されます。

男性であれば最初は下心から女性のメル友を作るのもありです。『煩悩即菩提』、汚い心でも、その爆発的なエネルギーを語学向上への崇高な理想に最終的にベクトルを変換できれば、その人こそ実力が伸びます。

10人連絡とれば、そのうち気の合う息の長い繋がりの友達は1人しか残らないだろうというおおらかな考えで、どんどん場数をこなして話しかけていただければと思います。

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