頂いた質問:リスニングが聴き取れません。 ※他質問2つ
🍎回答:リスニングが伸びないのには2つの原因があります。
①知っている単語の量が不足している。
②普段からテキストを読解する練習量が不足している。
およそ、文字化してあるロシア語のテキストを左から読んで大方を理解できないのであれば、それと同難易度かそれよりも高いレベルの内容のリスニングを聴き取ることはできません。
普段から文法解釈ができたテキストを沢山音読し、同時にそのテキストの内容の難易度を自ら上げていくことによって、自ずと徐々にリスニングの解像度が上がっていきます。
つまりは、紙面上のテキストを解釈できるあなたの今のレベルの後をあなたのリスニング力が追ってくるということです。リスニング力が先に成長するというパターンは滅多にないです。
リスニングを克服しようと、とりあえず何となく多聴するのは有効とは言えず、息が続かないことが多いです。
まずは、本に書いてある易しいレベルのロシア語のテキストをきちんと「精読」し、単語もきちんと調べたうえでのリスニングの練習をお勧めします。
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他の質問:「"Рыба так рыба"とはどういうことですか?」
🍎回答:もし、あなた(君)がそれを魚と言うのなら、魚ということだろう、という意味になると思います。
何かクイズや謎があって、その答えをある人が「魚」と答えた場合、もう片方の人が「君がそういうなら、そういうことだろう」ということです。
А так Аで、君がそういうなら、そうしよう(そういうことだろう)という意味で、「同調」を意味します。
例)
-Давай приготовим блинчики!
-Хм, хорошо, блинчики так блинчики.
「ブリヌイを作ろう!」
「うーん、まあいいか、君がブリヌイと言うならね」
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他の質問:「いや、そういう話ではないです」というのはどうロシア語で表現しますか?
🍎回答:Нет, вопрос не в этом. といいます。「問題はその中ではない」ということです。
口語では、Речь не об этом.といいます。
例) Лично мне это интересно, но речь не об этом.
個人的にはそれは興味深いが、そういう話ではない。(話題の本質はそこではない)
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