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読解力が鍵。一級建築試験学科について

一級建築士試験は学科・製図ともに鍵になるのは「読解力」です。

こう言うと大げさですが、要するに「読む力」が必要なのです。


1.きちんと最後まで読む

まずはテキストを読む事から学科の勉強ははじまります。
そして最初に大事にして欲しいことがあります。

それは「最後まできちんと読むこと」です。
そんなのやっているよという人もまずは聞いてください。

学科試験は4択の選択問題です。その中で答えを選ばないといけません。そこでテキストを文の最後まで読まないと語尾の文言に騙されます。

まずはテキストを文の最後までしっかりと読み上げる癖をつけてください。
その最後まで読む力がついてくると学科試験での問題文が「正しい」を選ぶのか「誤った」ものを選ぶ問題なのか勘違いがなくなります。

加えて問題文は数値や文末を変えやすいのです。最後までしっかり読めていないと正答が出せない。最後の確認で点数が上がると言われているのはこのためです。語尾が「ではない」なのか「である」は正反対です。しかしテキストや問題集でなれている問題をみると語尾まで読まずに回答してしまいます。慌てていないのに語尾をしっかり確認しないだけで合否を左右してしまうのです。

まずは最後まで読むことを意識してください。


2.何が主語なのかはっきり意識する

次に「何がこの説明の主語なのか」はっきり意識することです。

多くの受験生がやりがちなことは

「今、この学科のどの項目の勉強をしているか」をはっきり意識していない事です。

テキストを読み込む時は同じような数値が並びますよね。そのような似た数値や説明をただ流し読みしていると混同してしまい学科試験では苦労しますし無駄に勉強の時間が長くなります。効率的に勉強する為には今何の項目を勉強しているかしっかり意識する事で混同を極力避けた勉強ができます。

今、自分はなんの学科のどこの項目をやっているか。

これをまず明らかにしてください。勉強はそれからです。


3.学科から正確に読む力を意識する

学科だけではなく製図にも読む力は必要です。昨今の製図試験は文章力や読む力がないと到底太刀打ちできません。

学科のうちから「しっかり読むこむ」ことを意識するだけで、かなり読む力はつきます。最後まで読む。しっかり読み込むことが合格への第一条件と言っても過言ではないのです。


4.鍛えて損はない「読む力」

学科からそして製図まで通して「読む力」としっかり最後まで読むことを身につけると試験が終わった後でも違う資格の勉強になった時にこの力はものすごい力を発揮します。

読む力を鍛えると自然に内容が入ってきますし、整理もしやすい。

今後の人生にプラスしかありません。

皆様もこの投稿を読んで意識して勉強を続けていってください。


継続して歩き続けることが遠くへ行ける唯一の道です。




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