見出し画像

「問題集の周回」の問題点。必ずこれを理解してからやってほしい。

学科試験も近づいてきており、もう問題集を一回通してやったという方もいるのではないでしょうか。そんな時に注意が必要な事を今日は書いていきたいと思います。

なかなか理解が進んでいないと感じる方はこの沼にハマっているかもしれません。早く抜け出してきれいな成長曲線を描いて行きましょう!

この記事を読むのが面倒な人は下記の記事購入いただくとスケジュールや勉強方法は大体解決しますが、買うほどでもないと言う方はぜひ最後までおつき合いください。

1.問題集を勉強の基本にする危険性

問題集や大手資格学校が出している小さい本を基本に勉強をしてしまう人は毎年多くいます。

それはなぜか。

それは手軽だからです。でもこれが落とし穴。
問題集は時間がかかりますが能動的で長い時間でも勉強しやすい。また小さな本はすきま時間にやるので集中力が続く。
つまりすごく手軽に充実感が得られる。だからやりやすいし続けやすい。

それでは次に問題集と小さな本の役割を考えてみましょう。
問題集=アウトプット、弱点の確認
小さな本=知識の確認・すきま時間の利用


改めて書き出してみるとわかりますが一番勉強の基本になる「インプット」が欠けています。

そのインプットはテキストの読み込みになります。しかしこれは地道な作業で疲れるし問題集より充実感が乏しい、つまりやりたくないと思ってしまう。だから実はいちばん重要な勉強なのに後回しにしてしまう、もしくはやらない。

その充実感の差が問題集を勉強の基本にしてしまう人の原因です。
実力が上がっていないにも関わらず、充実感だけで勉強方法を決めているのです。

これはすごく危険です。

2.テキストの読み込みが勉強の基本

前述した通り、インプットが勉強の基本です。
もちろんアウトプットも重要です。でもここで言いたいのはしっかりしたインプットが出来ていないのにアウトプットをしてもしょうがないと言う点です。

何もわかっていないのに問題集を勘で答えて、充実感を得てしまい実際テストをやると全然できない。これでは意味がない。

まずはテキストでしっかりとした読み込み・インプットを行ってください。

3.答えを覚えてしまっていたら危険サイン

次に問題集を周回する人へ注意点を一つだけ。

問題の答えを覚えていて回答したら危険サインです。

例えば問題Aの答えを「ここの数値が間違っていて正しい数値は〇〇」と答える場合は問題ないですが、「たしかこの数値が間違っていたような気がする」と答えてしまったらインプットが全く足りていません。

そんな方にはテキストの読み込みをお勧めします。強く勧めます。


4.試験元はそこを突いてくる

本試験ではしっかりした知識のない人は必ず間違えるように問題が作れられています。主語や述語の変更などがよく使われ、答えを覚えていたのでは全く本試験では通用しません。

つまり問題集だけで勉強をするのは危険だし無謀なのです。


しっかりインプットとアウトプットを意識した勉強を行っていきましょう。当てはまって人は今日からインプットを加えて知識の定着・試験で通用する勉強方法に変えていきましょう。

いいなと思ったら応援しよう!