特訓!建物で確認!

今は学科試験中心に一級建築士試験対策を書いていますが、せっかく勉強をするなら学科だけでなく製図にも役に立つ勉強をすべきだと思います。
それは簡単に誰でも今すぐにはじめられます。


・自分の周りの建物で学科の内容を確認する。

自分の周りにあるいろいろな建物を見て、分析しこの前学科で勉強したことはこれかと、具体的なイメージを持つだけの簡単なことです。
建物を見て学科の内容を確認できる場所はいたる所にあります。

例えば建物内で言えば
・屋内・屋外スロープ
・廊下幅
・スイッチの高さ
・車椅子用など多目的トイレ
・天井の高さ  
・設備関係(給排水・電気・スプリンクラー設備など)    など

他に工事中の建物だったら
・クレーンの玉掛
・朝顔の位置
・道路使用許可
・施工順序                        など

簡単に挙げただけでも確認できる部分はたくさんあります。このようにいろいろな場所で学科で勉強した部分を実際の建物で確認していくことでより強くイメージ・記憶できるようになって、少しの問題の変化にもしっかりと対応できます。

加えてこの勉強は場所を選びませんし、テキストや参考書も使わないし、自分の頭の中にどこまで知識として定着しているか確認できるし、一石二鳥どころではありません。

屋内だから車いすのスロープの傾斜は1/12だなとか、鉄骨の溶接はあの部分はこうだったなとか、逆に上手く思い出せないところは帰ってからテキスト参考書等で確認するようにすればより良い学習になります!

私達はいつも何か建物に出会っています。
そんな状況を使わない手はありません。時間が取れない時もイメージや実物の建物をみて知識を積み重ねていくべきです。

一級建築士を取得するということは、ただ試験のための知識だけではだめなのです。だから実物の建物で学んでいきましょう!



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