エスキスの話⑦廊下はまっすぐに。

前回は廊下の幅と2方向避難についてでした。

今回は廊下の形状についてです。

まず今年度は課題の発表時に避難関係への要求があったので、自ずとそういった避難関係が厳しく見られるでしょう。
それでは2方向避難を確保した上で重要な事を書いていきたいと思います。


○廊下の基本は一直線

廊下は基本的に一直線に取っていきます。特に利用者部門廊下の屈曲は多くとも1回ぐらいです。それは避難時の避難経路をわかりやすくするためです。
次に管理部門の廊下もあまり屈曲させず、T型ぐらいに納めたほうが良いでしょう。2方向避難には管理用階段も含まれますのでそこまでのアプローチもわかりやすいほうが良いです。


○エスキスが出来るようになると廊下はキレイになる

エスキスが出来るようになって要求室がしっかり配置できるようになってくると廊下がキレイに取れるようになります。逆にうまく配置できていないと廊下はジグザグになってしまいます。
エスキスがしっかりできているプランは廊下がしっかりと整形になっているかが一つのバロメーターです。廊下が整形になっていない人はキレイに計画できるまで同じ課題でエスキスを練習していきましょう。


今日のまとめ

○廊下の基本は一直線

○廊下がジグザグになっているのはプランがうまく行っていない。廊下がキレイに計画できるまでエスキス練習を!



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