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一級建築士試験が延期になっても。

令和二年度一級建築士試験の試験日程については、変更等がある場合試験元である建築技術普及センターの方から6月上旬に発表されるようです。

今年の試験も去年同様の延期になるのか不安ですよね。
今回はその事について書いてみようと思います。


1.延期を願っている人が勝手に落ちてくれるのが今年の試験!

今年はウイルスの騒動で試験自体が延期になる可能性がまだ残っています。あまり真面目に勉強していない人は延期になれ!と思っているでしょう。

しかし延期したからと言って今、勉強していな人達は延期になった所でやらない。勝手に延期になってくれればと願い、勉強により身が入らなくり、頑張っている人との差は開くばかり。

つまり今真面目に勉強を継続している人の所に勝手に合格が近づいてきているんです。だってやっていない人が勝手に落ちてくれるのですから。


2.不安だろうけどコツコツ続ける

だからこそ、延期されるのだろうか?もしかしたら中止?なんて事が頭をよぎっても、不安でも、7月の試験に万全の体制で臨めるスケジュールを崩さないように。そしてそのスケジュールはたとえ延期になってもそのまま続けてください。そうすれば合格がより近づきます。

延期かもとモチベーションを下げる人が続出する中で、あなたはペースを守ってコツコツ積み上げる。ただそれだけで他の人が勝手に落ちてくれます。

逆に延期になってくれないかな~なんて思っている方は考えを変えて今からでも勉強スケジュールを立て直してください。


3.この試験は相対試験!

続ければ合格が近づく、他の人が落ちてくれるとなぜ言えるのでしょうか。
それは一級建築士試験は”相対試験”だからです。

学科試験は”95点取れば合格”等の絶対的な点数があるわけではありません。

その年の点数分布をみて、合格率~%になるように試験後合格点が決められるのです。ですのでずっと勉強を継続してきた人に延期になったからと間に合うだろうと頑張った人が追いつくのは非常に難しい。
合格できる見込みは少ないでしょう。

4.合格したいならただコツコツ積み上げる

以上のようなことから、真面目にコツコツ積み上げるのが一番大事だと言うことをわかってもらえたと思います。

「じゃあ、俺なんか受かんないじゃん。それだったら今年はやめようかな」と考える方がいるかもしれません。
それなら勉強をやめた方が良いと思います。一級建築士の資格は難関です。しっかりとした決意がなければ合格は難しいと思います。

「今年は勉強がうまく行ってないから合格は難しいかもしれない。だけど絶対に必要な資格だから最後まで諦めないで勉強する」という考えを持ってもらいたい。そして続けてほしい。

そうすれば合格に近づける。
モチベーションにとらわれず、ただコツコツ積み上げていけば合格が近づいてくるのが一級建築士試験でもあるのです。


たとえ延期にだろうとそうじゃなかろうとやることをひたすらコツコツとやり通した者が勝つのです。



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