何のために独学の人の向けてnoteを書いてるのか。

根本的なことに関して書いていなかったと思うので今更ながら書いてみたいと思います。
なぜ私がこのnoteを書いているのか。

今日の目次
・昨今の建築士
・今後地方はどうなるのか
・若い人はお金がないなら
・今ある「通わなくてはいけない」という固定概念に対して

・昨今の建築士

私は30代。ある地方都市の設計事務所で働いています。
仕事柄良く建築士が交流する場に足を運ぶことがあります。私以外は黒いスーツかスタンドカラーのシャツを着る50~60代ダンディな方ばかり。
いても同世代が2~3人、ちょっとおかしくありませんか。
いくら若い人がこういう場にはあまり来ないとしても数が少なすぎる。

ちょっとオーバーかも知れませんが地方には若い建築士自体が少ないのではと不安になることがあります。その印象は講習会や講演会でも同様です。

これから地方を支える建築士はいなくなるのでは?と思ってしまいう程です。確かに地方の公共事業のほとんどが都内の大手組織設計事務所が設計をしています。だから都内に建築士が集中するのも理解できます。しかしそれは地方に建築士がいなくて良い理由にはなりません。

・今後地方はどうなるのか

今後地方はどうなるのでしょうか。
多分若い建築士はいなくなり、今以上に都心部や大都市圏にある組織設計等に大きな仕事は流れると思います。まあこれまでの大きな仕事の流れは変わらない。

しかし建築士の職能は大きな仕事のみに活かされるわけではありません。これまで以上に建築士が活躍できる範囲は広がっています。その中で地域に若い建築士がいないということはその土地に詳しい建築士がいなくなるということであり、建築士とこれから求められる様々な職能の仕事を頼める人がいなくなるという由々しき事態となります。

それに都内だけに仕事を取られるのもやっぱり違う。理想はやはり地方で活躍する若い建築士が必要です。


・若い人はお金がないなら

若い人はお金を持っていない。よくニュースなどで聞かれます。

それは地方よりも都市部の方が顕著かもしれませんが、まあ大差ない。

その中でお金と合格の2つのプレッシャーに耐えながら資格の勉強をするのは並大抵ではないのです。それであれば合格へのプレッシャーだけに集中するべきだと思いませんか。

お金がないこの時代に対して、大金を払って資格を買うようにしないといけないなんて間違っている。と私は思います。

昔は忙しくても、どうにかお金はあったし、試験自体も簡単で2ヶ月勉強すれば事足りると言われたそうです。その時代の人達が事件を起こして、試験を難しくしました。


今ある「通わなくてはいけない」という固定概念に対して

確かに大手さんの事業は魅力的です。しっかりとした講師や体制が整っています。
しかし大手さんでしか合格しないのかというとそうでもない。

だってそんな統計ないのですからわからない。

それにお金がないから諦めるなんてバカバカしい。
そんな時だからこそ情報という強い武器がある。

こうでなくてはいけないなんて固定概念は無くしたほうが良い。

建築士になりたい人に夢があってそれに対するアプローチはこの多様性の時代において自由であるべきです。(受験資格に関しては変えられませんが・・・)


以上のことから地方で活躍する若い建築士を生み出して行きたいからこのnoteを書いています。

そしてお金が無いからと諦める必要が無いことも知ってほしい。

大丈夫です、独学でも。一人でも、合格できます!


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