ワクチン後遺症に非ず、スマホ悪魔現症の一例　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【要旨】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ワクチン後遺症として車椅子生活を２年間続けてきた２０代女性が、スマホ悪魔現症であった症例を経験したので、ここに記す。

ワクチン後遺症に非ず、スマホ悪魔現症の一例

【要旨】
ワクチン後遺症として車椅子生活を２年間続けてきた２０代女性が、スマホ悪魔現症であった症例を経験したので、ここに記す。
こういう症例は非常に多いと思われ、注意を要すると考えられる。

【key words】
ワクチン後遺症、スマホ悪魔現症、スマホ悪魔依存、５Ｇ殺人スマホ悪魔

【最初に】
家庭用 wifi-ルーターは、5GHz,   2.4GHz の２つの周波数の電磁波を放っていることが多い。最近は、6GHz の周波数も最新の家庭用 wifi-ルーターに加わってる。

【生育歴】
特記すべき事無し。

【現病歴】
症例および家族は、コロナワクチン３回目を打った時から、両足が動かなくなり、車椅子生活に成ったと述べる。
診断書には、ワクチン後遺症としての心因ヒステリー、と記載されてあった。

頭部CT・MRI上、異常所見なし。両足の膝蓋腱反射・アキレス腱反射、異常なし。バビンスキー反射（足底反射）も異常なし。

両足が巧く動かず、歩行できない理由として、心因ヒステリーが考えられ、ベンゾジアゼピン系抗不安薬および抗うつ剤が処方されてあった。

中国製のandroidスマホ悪魔を使い始めたときと発症時期が一致していた。症例は一日中、スマホ悪魔でネットをしていた。

症例に於いて、Ethernet を用いてのデスクトップパソコンを使うことが理想で、スマホ悪魔は禁忌と両親に告げる。

家のリビングに、以前、使われ、現在はほとんど使われないでいるEthernet を用いて家の wifi-ルーターと繋がっているデスクトップパソコンが有るため、それを使うことを両親は症例に提案する。

症例はスマホ悪魔依存に成っており、デスクトップパソコンは使いたくないと反抗したが、両親の強い説得に症例は従い、スマホ悪魔を両親に差し出し、以降、スマホ悪魔は全く使わずに、デスクトップパソコンのみを使うことにする。

スマホ悪魔を使わず、Ethernet を用いたデスクトップパソコンのみを使うように成ると、１日目より効果は絶大であり、少しずつ歩けるように成る。
１週間後には、歩行困難はほとんど無くなる。

【考察】
欧米に於いては、電磁波の害が自動車電話の使用開始より強く叫ばれているが、本邦に於いて電磁波の害はタブー視され、言及する者は皆無に等しい。




【最後に】
←

←iPhoneチャン、androidチャン、toshichan-manを殺さないでね

【文献】
1 ）Devra Davis：携帯電話 隠された真実 . 東洋経済新報社、 33、2011
2 ）John Zimmerman: Laying-on-of-hands healing and therapeutic touch: a testable theory. Journal of the Bioelectro Magnetics Institute.2: 8-17.1990
3 ）Richard Gerber：バイブレーショナル・メディスン . 日本教文社、563、2000
4) 亀　節子：人工電磁波がもたらす健康影響についてーー電磁過敏症をめぐる諸問題ーー、関西医療大学紀要、Vol.12, 2018
5 ）Salford LG, Brun A, Sturesson K, et al : Permeability of the blood-brain barrier induced by 915 MHz electromagnetic radiation, continuous wave and modulated at 8, 16, 50, and 200Hz. Microsc Res Tech. 27:535-542. 1994
6 ）Salford LG, Brun AE, Eberhardt JL, et al : Nerve cell damage in mammalian brain after exposure to microwaves from GSM mobile phones. Environ Health Perspect. 11: 881-883. 2004
7 ）大久保貞利：電磁波の何が問題か . 緑風出版、162-163、2010
8 ）Daniels WM, Pitout IL, Afullo TJ, et al : The effect of electromagnetic radiation in the mobile phone range on the behaviour of the rat. Metab Brain Dis.24: 629-641. 2009
9 ）Henry Lay:Interaction of microwaves and a temporally incoherent magnetic field on spatial learning in the rat. Physiology&Behavior. 82（5）:785-789. 2004
10）Fu Y, Wang C, Wang J, et al： Long-term exposure to extremely low-frequency magnetic fields impairs spatial recognition memory in mice. Clin Exp Pharmacol Physiol. 35: 797-800. 2008
11） A r n s M , V a n L u i j t e l a a r G , S u m i c h A , e t a l : Electroencephalo-graphic,personality and executive function measures associated with frequent mobile
phone use. Int J Neurosci. 117: 1341-1360. 2007
12）J L Sagripanti, ML Swicord : DNA Structural Changes Caused by Microwave Radiation. International journal of radiation biology and related studies in physics,
chemistry and medicine.50（1）:47-50.1986
13）Henry Lai, Narendra Singh: Acute low-intensity microwave exposure increases DNA single-strand breaks in rat brain cells. Bioelectromagnetics. 16（3）:207-210.1995
14）Rob Harrill: Wake-Up Call .The University of Washington Alumni Magazine. 2005（March）
15）毎日新聞 2005 年 3 月 27 日の記事 .
16）朝日新聞 Weekly AERA 2011.7.18 の記事 .
17）Allan H Frey: Human auditory system response to Modulated electromagnetic energy .J. Appl. Physiol. 17（4 ）:689-692.1962
18）Devra Davis：前掲書、156-165.
19）汐見文隆：低周波音症候群―「聞こえない騒音」の被害を問う . アットワークス、大阪、2006
20）矢部武：携帯電磁波の人体影響 . 集英社、東京、132-134. 2010
21）Kato Y, Johansson O.：Reported functional impairments of electrohypersensitive Japanese: A questionnaire survey. Pathophysiology.19（2）: 95-100.2012
22）Blettner M,Schlehofer B,Breckenkamp,et al:Mobile phone base stations and adverse health effects ; phase 1 of a population-based ,cross-sectional study in Germany. Occup Environ Med.66:118-123.2009
23） W e r t h e i m e r N , L e e p e r E . ： E l e c t r i c a l w i r i n g configurations and childhood cancer:Am J Epidemiol. 109（3）:273-284.1979
24）Sobel E, Davanipour Z, Sulkava R, et al：Occupations with exposure to electro-magnetic fields: a possible risk factor for Alzheimer's disease. Am J Epidemiol. 142（5）:515-524. 1995;
25）北條祥子、土器屋美貴子：電磁過敏症に関する最新知見と今後の課題、臨床環境 21（2）:131-151.2012
26）坂部貢、羽根邦夫、宮田幹夫：生体と電磁波、丸善出版、東京、153、2012
27）同書、147.
28）James L. Oschman：エネルギー医学の原理 . エンタプライズ出版部、東京、60、2004
29）宇川義一．ヒトの中枢神経への影響─人で携帯電話による電磁場曝露実験より─．臨床環境21: 161-170, 2012
30) 水城まさみ．化学物質過敏症の難治化要因．医療 69: 117-126, 2015
31）鈴木珠水，馬醫世志子他．化学物質過敏症高リスク群とアレルギー疾患の検討，アレルギーの臨床36: 54-58, 2016
32）Rea WJ, Pan Y et al. Electromagnetic field sensitivity. J Bioelectricity 10: 241-256, 1991
33）谷口正実：アレルギー疾患対策，現状，課題（平成22年8月24日）
www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000016819-att/2r
34）坂部貢，羽根邦夫他．生体と電磁波．丸善出版，東京, pp 113-120, 2012
35）水城まさみ．「専門外来医」から診た電磁波過敏症．建築ジャーナル 1254：18-19，2016
36）辻内優，辻内琢也．心身医学的見地からみた化学物質過敏症．アレルギーの臨床 36：26-29, 2016
37）水城まさみ．化学物質過敏症の実地診療，アレルギーの臨床36: 35- 39, 2016
38）今井奈妙．化学物質過敏症患者のための看護相談室．アレルギーの臨床36: 59-63, 2016
39）上田昌文．電磁過敏症の統一的な診断基準の確立に向けて ベルボム博士らの論文を読み解く（下）．電磁 波 研 会 報97, 2015. http://dennjiha.org/?page_id=11229（2016,9.30）
40）日本臨床環境医学会編．シックハウス症候群マニュアル．東海大学出版会 , 神奈川 , pp 1－ pp79, 2013.
41）小林傳司：トランス・サイエンスの時代 ― 科学技術と社会をつなぐ．NTT 出版．2007
42）Stirling A: Keep it Complex. Nature 468: 1029-1031,2010
43）吉澤剛、中島貴子、本堂毅：科学技術の不定性と社会的意思決定 ― リスク・不確実性・多義性・無知．科学（岩波）82：788-795、2012
44）尾内隆之、本堂毅：御用学者がつくられる理由．科学（岩波）81：887-895、2011
45） 日本学術会議 声明「科学者の行動規範について」http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-s3.pdf（2012.12.2.）
46）平川秀幸：科学は誰のものか ― 社会の側から問い直す．日本放送出版協会、

⤴ --

--      iPhoneチャン、androidチャン、toshichan-manを殺さないで、上の人達を殺してね、⤴