iPhone15 Proは軽くて速い,ただそれだけでいい。[1]
●日本でiPhoneを使い続けている私。
iPhone15 Pro が届いてしばらく経ちます。普通ブログの1つや2つを持っているのなら新しいスマホを購入したら開封式でもして,かっこ良くお披露目するのかもしれません。でも,まあそういうのもあるな,と思っているうちに,今年の秋は暑かったこともあり,日々忙しく過ごしておりました。
そういえば,iPhone 15/15 Proが発表されてしばらくの間,やれ日本市場は高くても売れるとAppleは考えているとか,iPhoneユーザーの多い日本の携帯市場は保守的だとかいう意見を見かけました。でも,発売されて1ヶ月以上経つと最近はほとんど見かけないですが,あれはやはり時期のモノだったのですね。
比較的まともな記事といえば,以下のようなものがありました。
https://www.moneypost.jp/1071345
「iPhone一強に陰り」とか「高価格に不安」とか「ブランド神話」などと,iPhoneについて日本国内でいわれる,いろいろなパワーワードが書かれていて,なかなか読みごたえある記事でした。
noteでもこんな記事がありましたが,こちらは「米の10代」と調べた範囲を明確にし,とても示唆に富んだ内容でした。
https://note.com/morika_wa/n/n2062dd7f75bb
iPhoneについては,日本がどうの米国がどうのという話もあるのでしょうが,自由な経済活動が保障されている社会に生きている(そう思いたい)私たちは,iPhoneは使いたい人が使う,買える人が買う,基本はそれで良いのだと思います。
それで何かのキーワードのせいで思考停止になったとしたら,それは少し残念なことだと思いますが,でも,停止しないで自分の使う道具を考える契機にでもなれば,それはそれで良いと思います。
まずは毎日自分が手にする道具なわけですから,自分が自然に使えるのが一番だと思います。朝食はパンが良いかご飯が良いか,そんなのは個人の自由なのですから。
●電話会社から自由になっていた私。
思い出すのは,十数年前にiPhoneが日本上陸したときは,私自身も感じましたが,スマホの存在は不自然そのものでした。だから何でも言いたい放題なところがありました。
当時のiPhoneは万人向けでなく、使う人が選ぶものであり,横文字も多いので,少々頭を使う道具なところもありました。
その不自然さを嫌って「たかが携帯電話なのに」「PCでできることをわざわざ」とか,変化に対して抵抗することも正当化されてきたわけです。そんな抵抗が,今回の新機種発表にも散見されて,まあ何を今更という話という感じでした。
そんなiPhone 15/15 Pro の新機種発表でしたが,私も4年ぶりの機種変更しました。その理由の1つは本体にチタンが使われ,端子がUSBに変更されたこともあり,新しいiPhoneに変えるのに良いタイミングかと思えたからでした。
私はAndroidとiPhoneを異なる電話会社で併用していた時期もありますが,電話会社を1つにしてからずっとiPhoneを利用しています。
そのうち,iPhoneをSIMフリーにできるようになってからは電話会社に縛られることなく,電話会社は合理的な判断をしながら,それでもやはりiPhoneをずっと使っています。とくに困ったことがなければ,今後もこのまま使い続けるつもりです。
●実はiPhoneに飽きていた私。
4年ぶりの機種変更,その4年間,私のiPhoneの使い方で変わったことといえば,イヤフォンがBluetoothになり,Apple Watch SEも買って併用したりもしましたが,私のiPhone生活は大きく変わらないままでした。
多分,この4年間私はiPhoneよりもiPadに興味を持っていたというのも停滞の原因だったと思います。iPadに関しては,12.9インチを11インチに持ち替え,自宅用にまた12.9インチを買ったり。
いろいろ使い方を工夫しながら今に至っていますが,iPhoneに関してはホームボタンがなくなるというドラスティックな変化からこっち,あまり感動のないまま同じ機種を使い続けていました。
もうiPhoneには飽きていたのかもしれない、そんなことを気づかせてくれる機種変更でした。
さあ,機種変更もいたので,それではまたiPhoneを使いまくりますよ。