ノーコードツールを利用した市民開発者によるアプリ開発
市民開発者って?
ノーコードツールの記事や話題と一緒に、市民開発者っていうキーワードもよく聞くようになってきましたね。
市民開発者?
住民がごみ収集とかなんか生活の役に立つアプリを開発するの?
なんとなくそんなイメージがありますが、実際は、「エンドユーザーによるアプリケーション開発」https://it.impress.co.jp/articles/-/21549 を指して使われる言葉のようです。
また、どちらかというと、bubble や Adalo でエンドユーザーアプリ開発というよりは、企業内においてその利用者が、honeycode や Power Platform を利用して効率化を図る、なんて場面が主語とされることが多いようですね。
エンジニアが今最も取得すべき言語は、「日本語」
では、なぜ市民開発者なんていう、いわばエンドユーザーが自らアプリを開発するなんていうことが発生するかというと、これはいくつか理由があるかと思います。
1.エンジニアに日本語が通じない
ごめんなさい、悪気ないですが、きっと改善点やアイデアが浮かんだ企業内のエンドユーザーが、それを実現すべく社内のシステム部門やエンジニアに開発を依頼しても、話が進まなかったり、相手にされなかったりしたりしたのかなと。
2.いつまでたっても完成しない
これも悪気ないです。ただ、エンジニアに頼んでも不具合ばかりでいつまでたっても動作するものが上がってこなかったり、デザインや UI もいかにも開発者UIだったりしたのかなと。
3.気が付けば、そこにノーコードツールがあった
アイデアあってもコーディングできないしな、と思ってた企業内エンドユーザーが、ノーコードツールなら具現化できることにきがついた。
実際にはエンジニアやシステム部門の責任というより、実際のそのアプリやシステムを使っているエンドユーザーの方が当然改善方法や仕方について詳しく、また自分で作ったものならすぐにまたアップデートもできるので、爆速で PDCA を回せるってのも良いのでしょうね。
とは言え、ノーコードツールで出来ること、出来ないことあるので、効果や可能性はノーコードで試して、本格展開はシステム部門が、なんていう形が理想形かもしれないですね。
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