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ひさしぶりに不安を言語化して、対策してみた。
ここ最近、夜中にふっと目が覚めて10年後の自分の居場所について漠然とした不安を抱いてることを認識しました。
不安について、以前取った不安対策に再度取り組みました。
「最高の体調 ACTIVE HEALTH」
鈴木祐著
この本はベースは「進化医学」
600万年かけて狩猟採取生活に最適化して来た人類。
農耕生活が始まって2万年、デスクワーク中心の現代生活に至っては0.01万年もたっていません。
「自然のなかで獲物を追い、太陽の運行とともに暮らし、少数の仲間と語り合う。ヒトの脳と体は、そんな環境のなかでこそ最高のパフォーマンスを発揮するように進化してきたのです。」
こんな生活に適応するために進化してきたのに、まったく生活環境がかわってしまった現代生活。
「肥満」、「集中力低下」、「うつ病」、といった疾患は、人類の進化と現代のミスマッチによるものであり、意思の力だけで立ち向かうのは時間のムダ、「進化医学」「文明病」という補助線を使って、今ある数々の問題の解決に立ち向かおうという本です。
①自分が抱える問題点について、どこに遺伝のミスマッチがあるのかを特定する
②ミスマッチを起こしている環境を、遺伝に沿うように修正する
現代人の不調の原因
このために、現代人にありがちな不調の原因を大きく2つにわけて考えるようにまとめてくれています。
1つ目が炎症、その修正点として「腸」、「環境」、「ストレス」
2つ目が不安、その修正点として「価値」、「死」、「遊び」
「不安」はアラーム機能
人類の進化の中で、「不安」は危険を知らせるアラームとして機能しています。
○原始的世界の「はっきりとした不安」例 目の前で草が揺れて「不安」に思う→ライオンかも、逃げろ!!
○現代世界の「ぼんやりした不安」
見通しにくい未来、SNSで増えたコミュニケーションへの不安
人類に備わった「不安」という機能は、あくまでも狩猟採取民族が暮らす原始的世界の、目の前に迫った危険への対策を促すためのシステムです。
我々が600万年かけて適応した狩猟採集生活は、その日暮らしが基本。
2万年前から始まった農耕生活により、現代人への大きな影響があるのが「時間感覚の変化」です。
農耕により季節という概念が生まれ、遠い未来について考える必要が出てきた。
遺伝的に適応しているのはその日暮らしの「いまここ」の時間感覚なのに、現代は「遠い未来も考えないといけない」時間感覚。
「不安」というアラーム機能は「いまここ」用に出来ているので、遠い未来も考えないといけない現代人には誤作動が起きてしまいがち。
だから「ぼんやりとした未来への不安」が増えるのは仕方がない、それへの対応方法は「未来を今に近づける」こと
「未来を今に近づける」
「ぼんやりとした未来への不安」が増えるのはしゃーないから、未来を今に近づけて対策しなはれー!
・自分の価値観を明確にする
→最近実践してないなー。
明確にするために紹介されている補助線
「パーソナルバリューリスト」
「価値評定スケール」価値観を明確にして、一致度を判断する
「パーソナルプロジェクト分析:人生の満足度を高めるための自己分析」
「ジョブ・クラフティング」
・価値観が決まったらそれに対して、毎日の計画、メタ認知でのプロジェクトレビューを遊び感覚ですすめる
→最近実践してないなー。
・自然、芸術、小説等々で「畏敬」を感じてリフレッシュ
→実践しまくり
・「マインドフルネス」でメンテナンス→実践しまくり
この本を再読してやったこと
自分の価値観を明確にするために、以前から書き溜めている「東京に帰ったらやりたいことリスト」読み返してみました。
1カ月以上このリスト見てないじゃーん
見返してみたら、自分の価値観が明確になりました。
よし、未来が今に近づいた!
大丈夫そうだ!
セカンド童貞脱出については、確実にあと数年は無理だと再確認出来た。
よし、性欲をこのnoteで垂れ流しながら、毎日オナニーしよう。
大丈夫そうだ!(全然大丈夫じゃない)