サウナ西の聖地「湯らっくす」とファンと作る”ととのう”サウナタオル
こんにちは、ファクトリエの山田です。
突然ですが、サウナはお好きですか?
ファクトリエが本社を置く熊本市内にはサウナの西の聖地とも呼ばれ、サウナシュランで殿堂入りを果たしている「湯らっくす」さんがあります。湯らっくすさんについては、さまざまなメディアで取り上げられているので、サウナ好きな方はご存知の方も多いと思います。
今回ご縁があって、そんな「湯らっくす×ファクトリエ」でサウナタオルを作ることになりましたので、「どんな商品になるのか?」「コンセプトは?」「そもそもファッションブランドがなぜ?」など・・経緯と想いをお伝えしたいと思います。
コラボ理由は「3つの共感」
1.青春時代を共に過ごしたサウナ屋さん
高校が近かったので、部活の後、みなで自転車で浸かりに行った懐かしい青春の場所です(ちなみに陸上部で長距離走者でした)。当時の湯らっくすさんは聖地と呼ばれる今とは少し違う、銭湯であり、いわゆるお風呂屋さんという感覚でした。
2.熊本地震でボランティアを無償受け入れ
2016年の熊本地震。湯らっくすさんは、熊本に来てくれていたボランティアへ入浴料を無料対応されていました。ボランティアが車中泊して活動していることが報じられ、「せめて風呂で疲れをとってほしい」と思われたことがきっかけだそうです。市内のボランティアセンターに無料開放を伝える紙が貼られ、県内外のボランティアが連日1000人以上入浴されたそうです。ボランティアの方が想いを綴った「絆ノート」は今も2階に大切に保管されています(ファクトリエも熊本県内で作ったチャリティTシャツを2000枚販売し、300万円ほど寄付したので、湯らっくすさんの取り組みに共感していました)。
3.西生社長の大切にしている「フェアネス」という考え方
初めてお会いした際、西生さんに言われたのは「ファクトリエはフェアトレードをしようとしてるんだよね」という言葉でした。私は、「はい、作る人と、使う人が、フェアで在りたい。それを目指してます」と答え、西生さんから昔のロサンゼルスアパレルやヨガの話を聞きました。同時に、アメリカに単身渡ってお寿司屋さんでバイトして、ボブディランを愛したロックな生き方を聞き、どんどん親近感を感じていきました(最初にあった日は飲みすぎて、お互い記憶を無くしました笑)。うっすらと記憶の片隅に、西生さんとものづくりをしたら、きっと楽しいだろうなと思ったのを覚えています。
何を作るか?湯らっくす”らしさ”とは
湯らっくすさんは、たくさんの特徴があります。アウフグースという熱風をかけるサービスや、阿蘇の伏流水を使った深い水風呂、瞑想できるメディテーションサウナ、天然温泉など・・・
ドイツサウナ協会認定のアウフグース
大量の冷水が降り注ぐMADMAXボタン
阿蘇の伏流水を使った、深さ171センチの水風呂
自分でロウリュができる、メディテーションサウナ
どの特徴をいかそうか、と西生さんと話し合っていた際、私が思いついたのは、タオルにMADMAXの水でワンウォッシュするというアイディア。
それならいっそう、タオルに(人間の代わりに)サウナに入ってもらい、冷水につけて、干して、ととのってもらう体験させたらどうか?!という無茶な発想が生まれ、今回の企画に至りました(笑)
「タオルをととのわせる」という逆転の発想
コロナ禍でステイホーム状態の今、なかなか熊本に来ていただくことができません。それなら、湯らっくすさんで本来味わえたはずの、サウナの究極の快感「ととのう」状態にした「ととのいタオル」で、全国のサウナファンに心の満足をお届けしたいと考えています。「ととのいタオル」ができるまでのイメージはこちらをご覧ください(笑)
①タオルにアウフグース
「も、もう水風呂に入りたい・・・」
“タオル”がそんな弱音をはくようなギリギリの状態まで“タオル”を追い込むべく、湯らっくす名物「アウフグース」で熱波を浴びさせる!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
②日本一深い水風呂でMADMAX!
熱くなったタオルを湯らっくす名物「日本一深い水風呂」で一気に冷やす!阿蘇の伏流水が滝のように頭から降り注ぐ、水風呂MADMAX!な体験をタオルに。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
③さぁ外気浴!ほてったタオルがととのう~
「全パイルの感覚が研ぎ澄まされるぅ・・・」
聖地のサウナを体験し、気づくとパイル全体がふわっと浮くような感覚。ぐらっときて、そのままボディがどこかへ飛んでいくようか不思議な感覚・・・ととのったぁ~。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
④西の聖地でととのった、「ととのいタオル」完成!
最後はしっかり乾かして、「ととのいタオル」が完成!
ひとつひとつ梱包して皆さんのもとにお届けします。
※水風呂MADMAXを行うため、乾燥後のタオルが若干しなっとする可能性がございます。あらかじめご了承ください。
こだわり抜いた、タオルの厳選素材「240」とは?!
タオルでは一般的に重さや厚みの単位として、匁(もんめ)が使われます。
260匁(もんめ)以上のタオルは吸水性に優れ、ふわっと包み込む感覚を味わえますが、一方で厚みがあり水を吸うととても重くなったり、乾くのも遅くなります。そして絞りづらいのも欠点です。
逆に200匁以下だと、サウナでたっぷりを汗を吸ったタオルから、水分がしたたり落ちる・・・。
しっかり汗を吸って、したたり落ちにくく、絞りやすい。それでいて、タオルにボディソープやせっけんをつけると泡立ちがよく、体をゴシゴシ洗える。
そんな理想的な匁として選んだのが、「240匁(もんめ)」のフェイスタオル。
通常のサウナタイムはもちろん、熱波を浴びるアウフグース中には、頭皮や耳への刺激が強くなるために頭にタオルをのせることも。そんなときでもこの厚みのタオルであればしっかりと頭皮と耳を守ってくれます。
灯台下暗し、車で10分の距離にあった「ツバメタオル」さん
このタオルを手掛けたのが、熊本県にある「九州ツバメタオル」。100年を超える歴史の中で培った上質なタオルは熊本県内のみならず日本中にタオルを届けています。実は、九州ツバメタオルさんのショールームは、湯らっくすさんから車で10分のところにあったんです。湯らっくすさんも九州ツバメタオルさんのことをご存知なく、このコラボによってご近所同士が出会うことになりました。(笑)
ファクトリエ、湯らっくす、そして九州ツバメタオルという熊本の企業がタッグを組んでお届けする、プレミアムな限定サウナ(フェイス)タオルです。
デザインはみなさんと一緒に
今回、日本全国のサウナを愛するみなさんから、デザインを募集します。
デザインを採用された方には、賞品としてタオルとサウナの西の聖地「湯らっくす」の無料チケット(2名様分)をプレゼントします。
デザインに応募しなくても、最終選考はみんなで投票!
一次選考終了後、誰でも参加できる最終選考の投票を Twitter 上で行います。デザインはできない、という方は、ぜひ最終選考の投票にご参加ください。みなさんの投票で一番得票数の多かったデザインを今回のタオルのデザインとして採用します。
【選考過程】
一次選考:応募いただいた全デザインから「湯らっくす」代表の西生氏と山田が4デザインを選出
最終選考:一次選考を通った4デザインを Twitter 上で一般投票
最終決定:最終選考で一番得票数の多かったデザインを採用
【デザイン応募期間】
2021 年 1 月 18日(月)12:00 〜 1 月 26 日(火)23:59
【応募資格】
サウナを愛する方であれば、誰でも参加できます。
【応募方法】
1)「# ととのいタオル」「# 湯らっくす」「# ファクトリエ」をつけて Twitter にデザインを投稿
2)一次選考、最終選考、最終デザインはそれぞれ、Twitter上で発表
3)最終デザインを採用されたデザイナーへは、タオルと「湯らっくす」の無料入湯チケット(2名様分)をプレゼントします。
【デザイン概要】
1)タオルのカラー:白(公序良俗に反するデザインは応募できません)
2)タオルのサイズ:34cm × 90cm
3)デザイン:タオル中央に 1 箇所(28cm × 75cm の範囲内に作成お願いします)
【注意事項】
※カラーリングは追って、当選者とご相談させていただきます。
※最終選考で選ばれたデザインにデザイナー了承の元、変更を加えることがあります。
※最終決定のデザインの著作権はファクトリエに帰属します。
発売予定は、「2/6(お風呂の日)」
最終選考で選ばれたデザインを反映した、サウナの究極の快感「ととのう」状態にしたタオル「ととのいタオル」は、完全受注生産の数量限定で2月6日からファクトリエサイト上と熊本本店で注文受付します(4月中のお届け予定です)。
ファクトリエのTwitterをフォローしていただき、今後の動きをチェックいただければと思います。
最後に
コロナが落ち着いたら、みんなでオリジナルタオルを持って、湯らっくすさんに行きましょう!そんな企画も、コロナが明けたら立てられたらいいなあと思います。^^
【Twitterを中心にタオルの情報発信していきます】
ぜひフォローよろしくお願い致します!
今回のオリジナル限定タオルのお知らせ→こちら
山田の全国の旅→こちら
湯らっくすさんのアカウント→こちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?