オンラインライブハウス_太陽と虎
オンラインライブハウス_仮という新しい試みに僕もチャレンジさせてもらえることになりました。
「地元神戸の太陽と虎を何かサポートできないかな」という気持ちからのスタートだったんですが、色々勉強してみて、それ以外にも色んな未来が見えてきてとてもワクワクしました。
新型コロナ感染拡大の初期には、バンドでペリスコープでの無料の配信ライブをやりました。YouTubeでの投げ銭弾き語りもやったし、ライブじゃないけどツイキャスもやってみたりしました。
ふつうの配信ライブでは、僕たちとお客さんで関係が完結してしまいますが、間にライブハウスに入ってもらうことでライブハウスにもしっかりお金を分けることが出来るし、チケット販売を手伝ってくれる会社にもお金を分けることが出来ます。僕たちバンドだけが助かるのではなく、みんなの大切なお金を、音楽業界全体の未来のために使ってもらうことができます。
みんなにとっても、「チケットを予約する」という行為を久しぶりに体験してもらえる機会なんじゃないか、とも思います。
発起人の871さん(HIP LAND MUSIC / MASH A&R)の文章も読ませて頂いたんですが、色々やってみた配信ライブの、僕がこそばかった部分というのがわかりやすく言語化されていました。ライブハウス、ライブって、全員があるひとつの音楽や人間が好きという共通項のもとに人が集まる。お客さんとバンドのあの連帯感って、「枠」がないと生まれないんですよね。
ライブハウスでやるライブが大好きで、そのためにバンドを始めたし、それが高校生のときからそのまま10年続いてます。
「やっぱ配信ライブより生のライブっしょ!」という思いは心の奥底にはどうしてもやっぱりあるんですけど、そうは言ってもいられない世の中の状況になってきました。決して腐らないで思考を続け、生のライブと配信のライブがちゃんとパラレルに存在して、世の中の状況が落ち着いた後も新しい価値観として残っていればいいなと思います。
一応お伝えしておくと、太陽と虎のステージからライブをお送りするわけではありません。まだまだ世間的にもライブハウスのステージ上からライブをげんきにお届けできる雰囲気ではないので、今回はZoomのウェビナーの上に、僕がライブをする「オンライン_太陽と虎」がこの日限りで爆誕します。うまくいけば生のライブができるまで、太陽と虎が命を繋ぐことができるし、みんなも今までとは違うライブ体験をすることができます。
僕もまだ画がしっかり見えているわけではないけど、生のライブでなかなかやりにくいことをやってみようと思います。すださんみたく全曲は無理でも、数曲はその場でリクエストに応えたり、終わった後みんなでリモート乾杯をしたり。あ、あと、かの有名な風ちゃん(店長)の名物打ち上げをお客さんが見られる機会、ここしかないかも。
あんまり何回もできるわけじゃないからさ、太陽と虎が好きなヤツ、一緒に遊ぼうぜー。
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