Appleミュンヘン面接
今回はオランダ転職活動の途中で直接関係のないApple社のミュンヘンのポジションの面接を受けた時のことを書きます。
2022年1月からオランダ転職活動を始めたことと2月〜4月は多忙となり転職活動が止まったことを以下の記事で書きました。
LinkedinでAppleマネージャーから連絡が来る
仕事が少し落ち着いて来て、そろそろオランダ転職活動を再開しようとしていた5月の初旬にAppleのマネージャーからLinkedinでつながり申請が来ました。
Linkedinは日本にいた頃も使ってましたが、あまり興味のない求人の連絡がたくさん来たりしてウザかったので一度アカウント抹消しました。
でも以下の記事に書いたように2021年にアメリカ西海岸の企業のエスポーのポジションに応募した時にLinkedinでプロフィールを確認される可能性があると考えて念のためアカウント作成してプロフィールを更新してました。
その時にフィンランドでやっていた仕事の内容やスキルについて更新したのですが、AppleのマネージャーがLinkedinで候補者を探していた時に、その内容が検索に引っかかったようでした。
いわく、「今Appleで同じような内容の仕事で募集してるけど興味あるか」とのこと。場所はサンディエゴかミュンヘンというので本当はオランダが良いけど給料上がるかもしれんしとその2つならミュンヘンと答えたらCV送れと言うので内容少し更新してから送ったらカジュアル面接することになりました。
ヨーロッパでの転職活動ではLinkedinが意外に活躍します。プロフィールをちゃんと更新して自分の経験やスキルを明確にしておくと、向こうから仕事の話が来たりします。
カジュアル面接と書類審査通過
5月20日アメリカ西海岸サンディエゴとの時差10時間のため夜21時からTeamsでビデオ通話でマネージャーと話しました。
今どういう仕事をしているかなど聞かれてそれに答えたりしただけでしたが、とりあえず合格だったようで、その少し後にAppleのHRからメールが来ました。前述のマネージャーから候補者として適してると連絡があったので、Appleで働くことに興味があるならAppleのWeb上でプロフィールを入力しろとのこと。
プロフィール入力して少したったらまたHRからメールが来ました。採用部署が面接したいと言ってるとのこと。あまりの速さに驚きました。5月23日のことでした。その後HRとメールでやりとりして面接設定しました。
コーディングテストありの面接
6月14日18時からサンディエゴのエンジニアとビデオ面接。こちらの経歴について説明して5G携帯電話通信技術に関する質問にいくつか答えた後にコーディングテストが始まりました。
コーディングテストの課題は「0~99の整数が2つずつ入っている配列の中で1つだけ組になってない数を見つける関数の実装」でした。少し考えて全体をソートして隣同士の数字が組になっていないものを探して返すというのを実装しました。
ソートすることにしたときに、面接官のエンジニアが「ソートするのか?」と口ばしっていたのは気になったのですが、その時の自分としてはソートすることを思いついて賢かったくらいに思っててそのままにしてしまいました。
この頃はまだ本格的にLeetCodeをやっていない時期でソートそのものが非常に重くて時間のかかる処理で、できれば避けるべき処理だということも、ソートだけのために複数のアルゴリズムが存在することも知りませんでした。
後でLeetCodeで同じ問題をやったのですが、その時受けた衝撃は今でも忘れません。この課題は「すべての数字をXORする」という方法で簡単に解決できるのでした。LeetCodeの問題はこちらです。
面接の結果
コーディングテストでそんな感じだったためか面接は落ちました。6月24日に以下の内容のメールを受け取りました。
まあ、この時面接合格してたとしても、どうせまた怒涛の5連チャンコーディングテスト付き面接が始まったりしたと思うので、合格しなくて良かったのかもしれません。(負け惜しみです)
オランダ転職活動中にミュンヘンのポジションの面接を受けたのは一見余計なことのようですが、この時の経験から「開発ポジションに応募する時には事前にLeetCodeをやり込んでおくべき」というのが確信に変わったので良かったのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
(ちなみに見出し画像はミュンヘンのApple店舗の写真です。Appleのオフィスとは関係ありません。)