短期的な成果を求める傾向はもう古い・・・?
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こんにちは、TOSHIです。
基本的かつ原則的に、短期的に成果が出るものが求められています。
短期的に結果を得るための方法やノウハウなど、そういった情報発信や教材、セミナーなどが注目を集めます。
逆に、短期的な成果を約束するものでないと、見向きもされないのが普通です。
ところが、そんな「常識」に反する流れが生まれてきている気がしています。
短期的な結果が出ないものは売れない
ほとんどの人が飛びつくのは、短期的な成果を約束するものです。
「すぐに」「簡単に」「〇〇するだけで」「たった〇か月で」といったようなキャッチコピーも、その短さを競うかのように強調されています。
これはマーケティングなど、モノを売る業界の古くからの常識でもあります。
「人は短期的な成果を保証するものに飛びつく」
「即効性のあるものが売れる」
「長期的なことを言っても売れない」
現実に意味があるのは長期的な成果
もちろん、この記事を読んでいる賢明なあなたはよくわかっているように、本当に意味があるのは長期的な成果です。
短期的な成果は、あくまでもインスタントな結果であって、一時的な小さな結果にしかなりません。
もちろん、継続しませんし、それが長期的な結果につながることはまずありません。むしろ短期的な成果を求めることが、長期的な成果を出すための妨げになることも往々にしてあります。
そして、このことを多くの人はわかっています。短期的な成果よりも長期的な成果が重要なことはわかってはいても、それでも短期的な成果を追ってしまうのが人間の性というものでしょう。
流れが変わってきたのか?
私自身の情報発信の方向性としては、短期的なものよりも長期的なものに言及することが増えています。私自身がどうしても短期的なものに関心を持てない傾向が強くなってしまっているからです。
そういうものは、なかなか注目を集めることができません。
たまに短期的なものに触れると、その情報発信が「やはり」他のものよりも注目を集めます。私も「そういうものだ」と割り切っていました。
でも、最近は流れが変わってきたのかもしれません。
長期的な成果を約束する商品でも売れるようになった
長期的なものでも、注目を集めることが増えてきました。その手ごたえは私も感じています。
他で情報発信をしたりセミナーを開催している人と情報交換をしたときにも、単に短期的な結果を約束するものよりも、長期的な結果を約束するものの方が売れている場合がある、ということも聞きました。
良い時代の到来かも・・・?
もしかすると、あまりにも世の中に短期的な成果を約束する情報があふれすぎて、それで結果が出ようが出まいが、うんざりしている人が多くなってきたのかもしれません。
長期的な成果こそが意味があり、いくら短期的な成果を求めても、本当に得たい結果は得られないことを腑に落とした人が増えているのかもしれません。
一時的なものに過ぎない短期的な成果を、常に追い求め続けることに疲れた人が増えているのかもしれません。
これはひょっとすると、大きなトレンドの転換になるかもしれません。そうなると、これまでのマーケティングの常識が覆されることになるのですが。もしそうなれば、皆がしっかり長期的な成果に目を向ける良い時代になるに違いありません。