烏口腕筋と筋皮神経
これ明らかにマルチ勧誘アカウントだろっていう女性アカウント、僅かな望みにかけてフォロバしがち。
小林です。
烏口腕筋についてです。
付着位置
起始
烏口突起
停止
上腕骨内側中央
烏口突起とは唯一体の前面から肩甲骨を触診できる箇所になります。
読んで字の如く、からすの口に似ていることが由来です。
烏口腕筋が短縮すると肩甲骨を前傾させますので、何かと制限因子になりそうですね。
作用
肩関節屈曲、内転、水平内転
最大屈曲位ではベクトルが伸展方向へ切り替わり、肩関節伸展に作用します。
結帯動作
烏口腕筋が最も伸張される肢位とされています。
連結
上腕伊藤欣也円回内筋、手関節屈曲筋更には選手屈筋などと繋がりを持ちます。
神経
上腕二頭筋同様、筋皮神経の支配を受けます。
烏口腕筋の中を貫通している事から、短縮位では神経絞扼が起きると考えられます。
前腕外側部の疼痛や痺れ、知覚神経の反応鈍化や肘屈曲制限等が考えられます。
おわり。