大円筋と二の腕の痺れや冷えの可能性
意気込んで買った自己啓発本、大体読まない。
小林です。
大円筋についてです。
広背筋の下に付着し、同じ作用を持つ筋肉です。
付着位置
起始
肩甲骨下角
停止
上腕骨小結節稜
作用
肩関節伸展、内転、内旋
広背筋と同じ作用を持ちます。
肩甲骨の下角に付着している事から、短縮位になると肩甲骨の上方回旋を阻害し、特に肩関節外転時に置いて制限因子になるかもしれません。
筋繊維走行ですがほぼ真横になります。一方、広背筋は縦走行が強いです。
大円筋は特に内転時、広背筋は特に伸展時にて強く作用する事が予測されます。
上腕三頭筋との関連
大円筋と小円筋で上腕三頭筋長頭を挟み込む形でそれぞれ付着しています。
これら2筋が過伸張や短縮することで上腕三頭筋長頭を圧迫します。
血流の悪さや痺れ、二の腕部分の冷えなどが考えられます。
おわり。