回外筋と肘外側の痛みとデスクワーク
日付変わる頃のドン・キホーテ、大体みんな眉毛無い。
小林です。
☝ネタが早くも尽きそうです。
回外筋について書いていきます。
テニス肘とか聞いたことありますかね。
いわゆる肘の外側痛の名称です。
付着位置
起始
上腕骨外側上顆
停止
尺骨の回外筋稜、橈骨の近位外側面
外から内に向かって付着しています。
橈骨は前腕親指側の骨、尺骨は前腕小指側の骨にあたります。
作用
前腕の回外
筋の付着が外から内に向かって付着しますので、前腕を外にひねる作用を持ちます。
テニス肘
上腕骨外側上顆炎を指します。
バックハンドの際、回外筋に対して負荷がかかります。
回外筋をリリースする事も良いですが、それではただの対処療法。
我々トレーナーは根本原因の究明・解決が大切です。
一つ、前腕の回内・外可動域低下が挙げられます。
橈骨・尺骨間の骨間膜リリースがお勧めです。
後は手打ちが原因の一つとして考えられます。
胸椎や骨盤の回旋可動域が低下する事で手打ちとなり、前腕を回外させるバックハンド時に負担か強くかかります。
回外筋症候群
回外筋の中には橈骨神経が通ります。
回外筋が過度に伸張や短縮する事で橈骨神経を圧迫し、神経絞扼が生じます。
症状として痺れは勿論、指の伸展が出来なくなることが挙げられます。
下垂手や手関節背屈時、指の伸展が出来なくなります。
長時間デスクワークしている方は常に前腕が回内位ですので、回外筋が伸張されます。
思い当たる節がある方は、注意ですね~。