医学部M0の授業紹介~生化学・組織学~
こんにちは!2年生スタッフの松尾龍介です!
受験生のみなさんはいかがお過ごしでしょうか?いよいよ空気も冷たくなってきて、冬が近づいてきた感じがしますね。東大入試本番まで三か月半を残すばかりとなりましたが、焦りは禁物です。地道にやるべきことをコツコツこなしていきましょう。とはいえ、もちろんサボりは禁物ですよ!(ガチ)
私の方はと言いますと10月からAセメスター(秋学期)の授業が始まり、早くも一か月が経ちました。私は理科三類の2年生で、現在医学部M0(エムゼロ)と呼ばれる時期にあたります。医学部M0では必修の授業(105分)が週19コマあり、毎日一限があります。結構大変です。M1(3年)、M2(4年)の先輩はもっと忙しいというから驚きです。
さて、今日は医学部M0の授業のなかでもメインといえる二つの授業をご紹介しようと思います。
それは、生化学と組織学です。どれくらいメインかというと、先ほど授業が週19コマあると申し上げましたが、生化学と組織学がそのうちの14コマを占めているというくらいメインです。
内容を簡単に説明すると、生化学では、まさに生物+化学といった感じで、生命現象における化学反応について学びます。組織学では、細胞が集まってできている体の中の組織の構造や働きについて勉強します。
生化学はオンライン授業で、高名な先生方が詳しく丁寧に授業してくださいます。最近は代謝についての授業が続いていました。代謝って、生物選択のみなさんにとってはもう既になじみ深い単語なのではないでしょうか。僕は大学入試では物化選択だったので知らないor分からないことだらけで現在絶賛大苦戦中です。また、生化学ゼミナールといって論文をグループで読んで発表する授業もあります。準備が大変ですが乗り越えるとなかなか達成感があります。
組織学は基本的に対面授業で、週に三回、ノートパソコンとスケッチブック、色鉛筆を持って医学部の実習室に向かいます。実際のスライドを顕微鏡で見たり、ノートパソコンでバーチャルスライドを見たりして各組織のポイントとなる部分をスケッチします。前回は肝臓の組織をスケッチしました。同級生と話しながら作業をするので結構楽しいです。最後に先生にチェックしてもらって検印をもらいます。(厳しい先生のときは検印をもらえるかドキドキします。)
それぞれ、期末試験が12月後半にあるので、良い気分でクリスマスやお正月を迎えられるかどうかはこれからの勉強にかかっていると言えるでしょう。試験範囲がとてつもなく広いらしいです。ブルブル(震える音)。11月後半の自分が余裕を持ってテスト勉強を始めていることをここに願っておきます。
以上、医学部M0の授業のご紹介でした。最後まで読んで下さりありがとうございました。このnoteが少しでもみなさんの息抜きになったら幸いです。受験勉強頑張ってください!応援しています。
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