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東大本番レベル模試 受験前のアドバイス【高3理系むけ】

理科一類2年 井澤宏哉(東京都・海城)


まだ6月ということで、特に地歴や理科に関しては受験の全範囲の勉強が終わっていない人もいるでしょう。勉強していない範囲については「こんな問題があるんだー」と眺める程度でよいかと思います。逆にもう学び終えた範囲の問題についてはどんどん食らいついていきましょう。学校の学年全体で受ける(誤解を恐れずに言うならば、受けさせられる)模試ではなく、自分で主体的に受ける模試が初めてな人も多いかもしれません。今年は1つ1つの模試が非常に大事になってきます。受けるだけで終わりにするのではなく、復習をしっかりしましょう!

理科一類1年 林 佑恭(兵庫県・甲陽学院)


東大同日体験受験以来初めての東大本番レベル模試です。東大同日体験受験での反省を活かして、得点を最大化するための戦略を練っておくことを勧めます。国語では減点されない答案をどう作るか、数学でわからない問題に当たった時に部分点をいかに狙うか、理科社会科目はどっちを先に解くべきか、英語の解く順番をどのようにするのが最適なのか。東大本番レベル模試で試行錯誤を繰り返し、東京大学入試本番までに自分なりの完璧な戦略を立てることができれば、合格に大きく近づきます。

理科一類1年 施開人(兵庫県・灘)


現段階では演習をそこまで積んでいないだろうから、まずは東大の出題形式に慣れること、そして自分なりに1点でも多く得点できるように工夫して問題を解くことを第一に考えてほしい。大問の処理順や印の付け方などを柔軟に変えられるのは今の時期だけだからである。未学習の分野が残っているかもしれないが、その場合は既に学習した分野で現状どれだけ点を取ることが出来ているのかを確認してほしい。また、当日見慣れない問題に出くわす可能性を考え、未習分野であっても、注意深く問題を読んで現在の知識で対処できる部分だけでも解くことを目指すと良いだろう。

理科一類1年 墨江優(東京都・開成)


第1回模試ということで、初めて東大型の問題に触れる生徒も多くいると思います。まずは東大型の問題形式に慣れましょう。問題用紙の使い方であったり、時間配分であったり、得られるものは多くあるはずです。これらのことは事前にイメージしておきましょう。また、この時期だとまだ理科、社会の勉強が間に合っていないということもあるかもしれません。そういった場合でも、英語で点数を稼ぐことを目標にしましょう。英語は点数が安定しやすく、この時期である程度の点数が取れていれば、今後の勉強は点数を維持することだけを目標に行えるので、他の負担が重い科目に時間を割けるようになります。模試が終わった後は、時間が足りなくて解ききれなかった、似たような問題を見たことがあるが解けなかった、といった問題を重点的に復習するのが良いと思います。

理科一類1年 渡邉十萌(愛媛県・愛光)


それぞれの高校でも高3となり、初めての東大本番レベル模試ですね。どのくらい点数が出るのかわからなくて不安な方が多いと思います。しかしまずは、東大形式の問題に慣れるつもりで肩の力を抜いて取り組んでみてください。今回の模試では、夏休みにすべきことを明確化するために自分の実力を把握することや問題形式に慣れることが大切だと思います。模試は自分の勉強の仕方を振り返る良い機会です。自分を信じて頑張ってください!

理科一類1年 山本遼(長野県・松本秀峰中等教育)


6月の東大本番レベル模試は、多くの東大受験生が初めて受ける東大入試レベルの模試になります。自分が受験する大学の入試問題がどのようなものか知らなければそのための対策を立てるのは困難です。6月の東大本番レベル模試を通して東大入試の雰囲気をしっかりと掴み、その後本番までの学習の大まかな指針を立てるのが良いと思います。また、特に理科は基礎的な学力も問われますので、できなかった問題は解説を読み、現時点で自分が理解している部分としていない部分を明確にし、理解していなかった部分は確実に理解していくことが大切です。

理科一類1年 藤井暉大(東京都・筑波大学附属駒場)


受験生になって初めての東大型の模試ということもあり、不安や緊張感がある方も多いと思います。しかし裏を返せば、緊張感ある時間のなか問題と対峙することで普段の演習等では得られないような経験を積めるのではないでしょうか。自分の癖や苦手があぶりだせるだけでなく、入学試験という独特のイベントがよりリアリティをもって感じられるようになるでしょう。入学試験本番というゴールを見据えつつ、夏休みにかけての学習の指針としてこの東大本番レベル模試を活用できるよう頑張ってください!

理科一類1年 依田大樹(東京都・開成)


高3の6月の時点では、まだ東大の形式の問題に慣れていない人も多いと思うので、第1回の東大本番レベル模試はそれに慣れるためのツールとして使うのがいいと思います。その中でも、英数国に関しては、基礎固めはある程度できていると思うので、この模試はみなさんが到達すべきレベルに対して現時点でどれくらいのレベルにいるのか測る目安になります。一方で、理社については知識等をまだ十分に詰めていない人が多いと思うので、東大受験に求められるレベルを知る程度の感覚で捉えればいいと思います。これは全ての科目について言えることですが、模試は受けっぱなしにするのではなく、その問題から得られるものをすべて吸収するくらいのつもりでしっかりと復習しましょう。

理科一類1年 北村隆博(岡山県・岡山大安寺中等教育)


理系の皆さんは、ちょうど理科のインプットがひと通り終わったところか、あるいはまだ少し残っている人が多いと思います。理科の演習はこれからが山場ですので、今回の模試では難問を解ききることよりも「自分はどこまでできて、どこからはできないのか」というラインを見極める参考にしてください。東大の理科はここ数年で問題量がかなり増えていて、今回の東大本番レベル模試でもかなりの出題量が予想されます。大問の最後にある難問にこだわるより解けるかどうかギリギリの問題の方に優先順位を置くことを、試験中も復習中も心がけてほしいと思います。また理科が今後の山場となるぶん、英国は個々の問題から試験の戦略に目をうつし始めてもいい時期です。この二教科は出題形式が割と安定しているので、解く順番や時間配分を事前に設定しておくのがよいです。本番と近い雰囲気、同じ時間設定である東大本番レベル模試で戦略を試し、自分に合わせて調整していってください。

理科一類1年 渡辺悠生(東京都・駒場東邦)


6月の東大本番レベル模試は、夏休み前の模試としてとても重要な意味を持っています。夏休みは受験勉強にまとまった時間を充てる人が多いと思いますが、その際に何をやれば良いのかというのを事前に確認しておくかどうかで、夏休みの勉強効率は大きく変わります。しっかりと時間配分を設定し、全力で模試に取り組み、出来る問題と出来ない問題とを明確にすることで、夏の勉強計画をより効率的なものに出来れば良いと思います。まだ高3の最初の段階で、解けない問題が多い人とがほとんどだと思うので、あまり点数に拘りすぎず、今まで勉強してきた内容の問題を確実に取りきることを目標にしても良いと思います。

理科二類2年 中村勇介(愛知県・東海)


まだこの時期だと、英数国は完成しきっていないのが普通だと思いますし、理系ならば理科、文系ならば社会の演習が足りていないという状況が当たり前だと思います。よって、この模試を受ける目的は自分がすでにある程度勉強したものがどれだけ東大の問題に通用するか、確認することだと思います。特に得意科目でしっかり点数が取れているか、苦手な科目で点を落としすぎていないかは最終的に合格を左右するので重要だと思います。今の自分の全力が発揮できるよう、調整しておきましょう。また結果の良し悪しに関わらず、この模試を受けることで苦手分野や時間配分など自分の課題が見えてくると思います。できるだけ早く復習し、次の模試に活かしてくれたらと思います。

理科二類1年 鈴木麻紘(東京都・渋谷教育学園渋谷)


高三になりはじめての東大模試だと思います。この時期は未修範囲もあると思いますので、学習済の範囲や得意科目で得点出来るようにすると良いでしょう。ただ、6月の模試で重要なのは、模試の得点や判定より模試後の復習だと思います。自分のこの先、特に夏休みの学習計画を立てる時に、とても参考になるので、ぜひ受験して、活用してください。東大の問題形式や試験時間を知るという意味でも受験はおすすめです。時間配分を意識して挑戦してみてください。

理科三類2年 塩野尚(愛知県・東海)


この時期はまだまだ勉強が足りないもの。理想を言えば、どの科目で何点を取って、英語の解く順番はこうして、理科地歴の時間配分がどうこうといった練習をしたいところですが、今から戦略の練習に掛かれる人は少数かもしれません。そうであれば、今回は、入試本番でどんな問題をどれくらいの時間で解く必要があるのかの肌感覚を掴んでみましょう。難しくて手も足も出ないとか、時間を掛ければ解けるけど制限時間が思ったより短いとか、各科目色々な感想を持つと思います。このような模試後の勉強に活かせる手応えを得られるよう、模試では苦手な科目、勉強不足の分野でも集中力を持って取り組みましょう

理科三類2年 渡邊弘士(東京都・開成)


東大本番レベル模試は自分の実力と立ち位置を測る非常に良い機会です。今回は第1回なので最大の目標は「形式を掴むこと」になるでしょう。東大の問題は形式や傾向がはっきりしているので、これらを把握することはとても重要です。英語の各大問は大体どれくらいの難易度か、理科はどの分野がどれくらいの分量で出るか、といったことを自分で実際に体感してみましょう。6月の時点ではあまり点数を気にする必要はありませんが、英語と数学は解ける問題も少なからずあるはずなので、目標点を決めて挑んでみるのも良いと思います。

理科三類1年 石黒杏奈(東京都・桜蔭)


今回の第一回東大本番レベル模試は東大同日体験受験以降初めての東大型模試なのではないでしょうか。夏の学習や今後の模試への指針になるので、特に英数では時間の使い方を意識してみると良いと思います。この時期はまだまだ失敗が許される時期なので、色々試してみましょう。目標点や各科目で自分が意識したいことを事前に明確にして、臆することなくこれまで学んできた成果を存分に発揮してください。

理科三類1年 中島申之亮(兵庫県・灘)


受験生として、これから様々な模試を受けていくことになると思います。中でも大学別に行われる模試は、その大学で求められる能力に特化して測れるよう作られており、その大学を志望する受験生の中における自分の現時点での立ち位置を把握するには絶好の機会です。とはいえ、第1回東大本番レベル模試は6月に行われますから、まだ基礎的な学力に不安のある方や、東大の過去問の形式すら十分に分かっていない方も多いかと思います。そういった場合は、取り敢えずできる限りの力を出し、復習の上、合格に向けて足りない部分を把握する機会とすると良いでしょう。

理科三類1年 丸小野成輝(山口県・高水)


今回の東大本番レベル模試は、来年2月に受ける東京大学の個別学力試験を想定して、解く問題を選択しつつ得点を最大化する練習に使ってみましょう。もちろん、初めから確実に成功させることはできません。その確実性を高めていくのが演習であり、その場が模擬試験です。これまで行ってきた自分の理解度と苦手の把握にプラスアルファして、受験における「学力」を高める取り組みを始めていきましょう。まだ結果を見て焦る時ではありません。どっしり構えて受けましょうね!

理科三類1年 黄翌成(兵庫県・灘)


まず、一番重要なのは、東大入試問題はどのようなものかを実感することです。例えば、様々な分野の大量の問題がある英語、解答用紙に何も書かれていない理科社会のような出題形式は慣れていないと大変だと思います。そのため、この東大本番レベル模試という演習機会を生かして入試問題に慣れておきましょう。
また、点数や判定に固執すべきではないと思います。模試を終えて最初にすべきことは、間違えた問題を復習し、次につなげることです。もちろん、点数や判定は今の自分の立ち位置を示すものとして重要ですが、この時期だったら実力はいくらでも伸びます。そのため、点数や判定に絶望、慢心するのではなく、解ける問題を増やしていくために前向きに勉強する方が重要です。
以上のことを踏まえて東大本番レベル模試で全力を出し切りましょう!

理科三類1年 江﨑寛治(兵庫県・灘)


まずは、コンディションを整えて臨みましょう!解く大問の順番などの戦略を決めておくこと(特に国語・英語)を強くオススメします。この時期はまだまだ不安な科目がたくさんある人も多いと思います。焦る気持ちの中で勉強してもなかなか頭に入らないですよね。自分の不安を書き出してみるとちょっとスッキリします!模試が終わったら自分の良かった点(これもとても大事!)、悪かった点を書き出してストックしていくといいと思います!試験中は最後まであがくことで点が伸びます。最後まで諦めないでください。皆さんが全力を出し切れることを祈っています!


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