
推しの韓ドラ★『マイ・ディア・ミスター』の素晴らしさをあなたにも伝えたい
『マイ・ディア・ミスター』나의 아저씨
今、もう一度この作品をおすすめしたいです。
特に、まだこの作品を見てない男性がいたら、、、。
ぼくは、彼(イ・ソンギュンさん)の選択を受け入れることができる。
絶対ダメなんだけど、、、。
もちろん、とても悲しいけど。くやしいけど。切ないけど。
ぼくには、妻と3人の息子がいるけど分かる気がする。彼の選択が。
あれからずっと仕事帰り、バス停を降りて自宅に帰る道中トボトボ歩きながら、思い出すと毎日じわぁーと泣けてくるんです。彼の辛かった日々の心中を察すると。そしてあの選択も。

OSTの''Dear Moon''聴いたら終わりです。
涙腺大崩壊。
駅でバスや電車を待っている時に涙があふれてきた時は、メガネを拭くふりをして隠してます。まだ僕の中ではこんな状態が続いてます。
日々のせちがらい社会生活、家族との不和、人間関係の難しさ、人生の不条理の中で、もがき苦しんで、もうこのまま人生を終わらせたいな、なんて僕も真っ当に思い悩んだりしていた時がありました。
そんな辛い時、この韓国ドラマの主人公ドンフンと俳優イ・ソンギュンさんに出会いました。そして、救われて、僕はまだ生きてます。神様からの贈り物だったのかも知れない。辛く苦しくてもがいている僕への。

ドンフンだけでなく、沢山の韓ドラの主人公、俳優さん、監督さん、脚本家さん、OSTから救われている僕がいます。
韓国ドラマが好きな皆さんも、だから''韓ドラ''なんだと思います。癒されるし、救われるし、笑えるし、元気がもらえるし、ときめくし、想い出すし、いっぱい感動をもらえるし。
『マイディアミスターをみるといいよ』とススメてくれたのは妻でした。でも正直しばらくはこの暗く始まる7話ぐらいまでは、辛くて辛くて進まなかった。自分に似すぎてる所があって辛くて。
でもこれも今の僕への神からの何かのメッセージかも、と思って完走できた。

ドンフンに自分自身を投影させたり、ある時はちょうど自分にもいる3人の息子くんたちが、サンフン・ドンフン・ギフンの3兄弟の様な関係に育って欲しいな、なんて思いながら、共感したり励まされて、涙しながらこの作品をみて、ぼくは救われました。
人生は、思うようにならない事ばかりの連続です。悩み苦しみもがきながら生きていく事の連続です。だからそれを描き救い出してくれる芸術がこの世界にはあり、そのひとつに韓国ドラマたちも僕たちのためにいてくれているんだと思う。
人生、勝つことだけが正ではない。耐えて忍ぶことだけがすばらしい訳でもない。負けたり耐えられなくなって、ぽっきと折れてしまう事もあっていいし、その方が実際には生きていると多いわけだし、それもまた美しいと思う。
勝ちとか負けではないし、白とか黒でもないし、敵とか味方でもないし、ゼロか100でもない。この世の中はその中間が実際にはほとんどを占めている。
この地球は、グレーなんです。
そもそも幸せを求めることだけが、人生の目的や意味でなくてもいい。
そんな事を学べた。

人は平等にいつか逝く。イソンギュンさんは辛くて僕たちより少し早く逝ってしまっただけで、100年もすればこの地球上の皆んなも居なくなるんだから、好きだった皆んなとはいつかまた再会できるんだ、て思って慰めてます、自分を。
でも、これからまだまだ僕たち私たちを待っている、誰かや何かのためには、やっぱり生き続けないといけないと思う。気づいてくれることをその何かと誰かはずっと待っていてくれているから、それを自分自身で見つけ出さないといけない。
これから先、この作品をぼくは何周するんだろう。でも、今はまだ悲しすぎてみれないけど。
まだみてない男性の方、絶対にみて下さい。
何周もしてる方は、近くにいる大切な方やパートナーにそっとススメてみてあげて下さい。
イソンギュンさんの選択で、またこのドラマの見方、感じ方、解釈の仕方がまた深くなったドラマとなりました。
