水の可能性を追い求める科学者 根本 泰行さん
私たちの身近にある水を研究のテーマとして、水の無限の可能性を追求し続ける根本泰行さんに“水”の可能性についてお伺いしてきました。
根本 泰行(ねもと やすゆき)さんプロフィール
合同会社オフィス・マサル・エモト 顧問
IHM総合研究所 顧問
neten株式会社 研究顧問
理学博士
2級電磁波測定士
1988年に東京大学より細胞分子生物学の分野で理学博士を取得。日本、マイアミ、ホノルルなどのいくつかの大学で研究を行った後、2002年1月から故・江本勝の元で国際秘書として働き始めた。以来、江本勝が亡くなる2014年10月17日までの間、約13年間にわたって江本勝の海外講演ツアーに同行し、世界25ヶ国以上を訪れた。2002年7月には江本勝と共に「水への愛と感謝プロジェクト」を始動し、それ以来、毎年、イスラエルのガリラヤ湖、リヒテンシュタインのボンゲルト広場、日本の琵琶湖、ロシアのバイカル湖、東京の隅田川、山梨県・忍野村などで、「世界の水に愛と感謝を捧げるセレモニー」を開催し、インターネットを通じて、世界の人々に水に祈りを捧げてもらうように呼びかけてきている。同時に江本勝の仕事における科学的な側面を担当し、江本氏の代理として、2014年9月~10月にはドイツ・イギリス・イタリア・ブルガリアの4ヶ国において、合計13回の講演を行った。ブルガリアでは科学者のための第9回「国際水会議」があり、水の情報記憶に関する世界トップレベルの科学者たちに対して「『水からの伝言』と科学」というタイトルで基調講演を行った。江本勝が亡くなって以降、現在に至るまで、国内外で『水からの伝言』についての講演を行うとともに、科学者であることの利点を活かして、故ジャック・ベンベニスト博士/ジェラルド・ポラック博士/リュック・モンタニエ博士などによって提案されている水に関する最新の科学的な理論と『水からの伝言』との関係について、一般の人にも分かり易い形での講演を行っている。
「水からの伝言」
記者 本日はよろしくお願いします。
根本 泰行さん(以下、根本 敬称略)はい、よろしくお願いします。
記者 早速ですが、根本さんは水を研究テーマにされていますが、どうして水を研究されるようになったのでしょうか?
根本 そうですね、どこから話しましょうか。1999年に江本会長(故 江本勝氏)が発行した「水からの伝言」という本があります。水って、そのままだと形がわかりませんが、雪になると結晶で形がわかりますよね。
色々な水を凍らせてみると、それぞれ違う形(結晶)が現れます。しかも日本の名水やバンクーバーの水道水だときれいな形が現れるのに、都会の水道水だとあまりきれいとは言えない形が現れる。
さらに、人間の想い・感情・祈りが水に伝わると、どうやらこの結晶が変わる、つまり水が変わるということが観察できます。
記者 はい。
根本 江本会長は科学者ではなかったので、「凍らせてみたらこうなりました」という所までの実験だったんですけど、同じ水に音楽を聴かせたり、文字を見せたり、写真を見せたりして結晶を確認したんですね。
すると、結晶が形を変える。
しかも“愛”とか“感謝”というきれいな言葉を浴びせると、水の結晶もきれいに見える。
記者 人間のようですね。
根本 そうなんです、人間も7割は水ですよね。自分に汚い言葉をかけたり、自分を嫌うと水が汚くなります。
私は、もともと見えない世界にも関心を持っていたので、物質的な世界と見えない世界を水がつなぐのではないかと思うところもあって、水の研究を始めました。
「水の科学」
根本 最新の水の科学の話をしますね。
記者 はい。
根本 1つ目はモンタニエ博士というエイズウィルスを発見してノーベル賞を取った方の話ですが、モンタニエ博士の現在の研究が“水の情報記憶”です。
DNAが入った水と何も入っていない水の2つを側に置いておきます。するとDNAが入っていなかった水に、DNAの情報が伝わるということがわかりました。
もう少し具体的に説明すると、どの物質もその構造や機能に関する情報を含んだ電磁波を出しています。そして、DNAが入った水からは、そのDNAの情報を含む電磁波が出ています。ですから、隣にただの水を置いておくと、その水にDNAに由来する電磁波が伝わる。すると、結果として、ただの水がDNAの情報を記憶することになります。そして、生きている細胞にこの水を与えると、細胞の中で元のDNAが合成されることが分かったんです。
このことを活用すると、例えば薬が持っている電磁波情報をサーバーに置いて、その電磁波情報をダウンロードして水に浴びせたら薬になって使えるようになったりします。
記者 それができれば資源問題も解決できそうですね!
根本 はい。そういった分野にも活用できますね。
そしてもう1人、ポラック博士というワシントン大学の教授であり、国際水会議のチェアマンをされている方がいます。
ポラック博士は“第4の水の相”を提唱しています。固体、液体、気体とは別の4番目の相があるという話です。
水が入ったガラスのコップをイメージしてみてください。ガラス面に触れている辺りの水を詳しく調べてみると、ガラス面から0.1mmくらいの厚さのところでは、水は特殊な構造をとっていて、普通の水と比べて粘性がとても⾼くなっています。これが“第4の⽔の相”です。この“相”の⽔は光を浴びると充電されるといった性質があります。そして、そのエネルギーを人間が電気のエネルギーとして引き抜くこともできます。
ここにつながる話をすると、人間の血管の長さは10万キロメートルと言われています。そして血液は数10分で体の中を一巡すると言われていますが、これが心臓のポンプの力だけでできるのかと考えたらできません。計算してみると今の心臓の100万倍の力が必要だと言われています。
では、どうして⾎液が数10分で流れているのかといったら、⽑細⾎管の中にある⽔が“第4の⽔の相”になっていて、光によってエネルギーを蓄えているんですね。このエネルギーを使って⾎液が流れているとポラック博⼠は唱えているんです。
記者 面白いですね!全然考えたことなかったです。
「水の可能性」
記者 根本先生がこの研究を通して目指している所を教えてください。
根本 水を理解することで、生命の本質的なところを人間が理解できると思っています。この研究が進めば、医療においても薬ではなく光を使った医療になってくるだろうし、自分とは何かという理解も深まっていきます。
水って飲まないと生きていけないものだから世間では重要だと言われてますが、水の科学の最先端で発信していることは、水そのものが一番重要なものというのが先で、だから生命は水を使っていると考えています。
これは少し話がそれるかもしれませんが、人間の意識を作っているのは脳ではないという見方もあります。意識や記憶の本体は空間にあって、そこから情報を引き出している。そしてその際に、脳が送受信機になっていて、“第4の水の相”が脳と空間の間をリンクするという説も出てきています。
意識がどうなっているのか⽣命がどうなっているのか、それを理解するために最も重要な要素が⽔ではないかという可能性をいつも念頭において、研究を続けています。
⽔を調べて何になるの︖と聞かれることもありますが、そもそも⼀番本質で重要なものが⽔であると私は思っています。
記者 ありがとうございます!本当に深いですね!今回のインタビューで水に対する見方が変わりました!
改めまして、本日は素敵なお話、ありがとうございました!
***********************************************************************
根本泰行さんの情報はこちら↓↓
【編集後記】
今回、インタビューの記者を担当した美談年民です。
水について最先端の研究をされている根本さん。水の研究内容を通して、人間や宇宙の秘密に差し迫るようなお話を伺わせていただきました。普段では聞けないワクワクする話を聞いて想像もしていなかった新しい未来のイメージが広がりました!
お忙しいなかお時間をつくってくださり本当にありがとうございました。
**********************************************
この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?