「練馬城址公園整備計画の見直しを求める陳情」について
はじめまして。私たちは、「としまえんの思い出と魅力をつなぐ会」として、としまえん問題の根底にある『都市計画練馬城址公園の整備にかかる覚書』の存在に着目し、その検証をはじめとして、としまえんに関わる問題・疑問点を都議会にて審議してもらうよう、陳情を提出しました。(陳情は2021年9月15日に受理されました)
こちらでは、私たちの活動経過報告として、今後予定されている都議会議員の方々との面会や、議決の結果等をその都度報告させていただきます。
はじめに、今回は陳情提出の趣旨・目的、そして署名のご記入方法について説明いたします。すでに署名してくださった方々、ありがとうございます。引き続き募集しておりますので、ご協力の程、よろしくお願いいたします!
**********************************●陳情の趣旨および目的
としまえんのレガシーを何とかして残したい。
昨年からの陳情、署名、パブコメ、そして都議選、等々。
しかしどれも私たちの思うようにはなりませんでした。
私たちの声を都知事に伝えて頂こうと、都議選の際には池尻成二さんの応援もさせて頂きましたが、結果は惜敗。
このままでは終われない。何とか次に繋げられないものか。
池尻さんにご相談しました。池尻さんは、としまえん問題についてはかなり早い時期から、その問題点について提起提言して頂いていました。
そこでやはり避けられないのが覚書。
としまえん問題の原点が、東京都、練馬区、西武鉄道、伊藤忠商事、そしてワーナーブラザースジャパン合同会社の5者で取り交わされた 、ハリー・ポッターのスタジオツアー施設の整備・運営を認めた『都市計画練馬城址公園の整備にかかる覚書』です。
この覚書のせいで多くの矛盾が生まれ、何よりも、としまえんのレガシーを残す議論ができなくなってしまいました。
公園計画地の約半分近くを大きな民間施設が最低でも30年間も鎮座する。そうなれば残された場所から早急に公園にするため、プールは解体、エルドラドを置くスペースさえなくなり、としまえんの歴史はハリポタに取って代わられることになってしまったのです。
この覚書は議会で検証され公認されたものではありません。防災機能の問題、コミュニティの問題、それを押しのけてまでもゴリ押しされた博物館という括り。数々の矛盾を生み出しながらも簡単に締結されたのは、公での議論が全くなかったから。
密室で、独断・トップダウン、行政と企業が癒着し市民が蚊帳の外、このような状況で交わされた覚書は、震災対策条例や建築基準法、都市計画法など関連する法令と照らしてコンプライアンスの問題が消えているわけではなく、法的に、またはコンプライアンス的に問題はないのか、少なくとも市民社会に大きく影響を与えるのは必至であり、主権者が負託した為政者には、都議会という場で、この覚書の是非にかかる議論はして頂きたいと思います。
池尻さんにご相談した際に、ならばこの覚書に立ち返って、筋を立て直す必要があるのではないかとアドバイスを頂きました。
都議会に働きかけはできないか?
都民としてアクションを起こすその手段、それは陳情です。
議会に審議して頂きたいのは、
1.覚書の検証
2.防災拠点としての機能
3.コミュニティ(としまえんのレガシーの存続)
の3点です。
既に動き出していることを今更そう簡単に止められないかもしれません。
陳情したところで何にも変わらないでしょ?・・・・と思われるかもしれません。
しかし結果が同じだとしても、このまま何もしなければ覚書を認め、今の状況を認めたことになります。
としまえん問題は、区政、都政、政治のありようを教えてくれました。「政治のあり方、地域のあり方」それを担っているのは本来、私達、主権者が主役でなくてはいけないはずです。
主権者が黙っていれば、為政者の言動を認めたことになります。
広域防災拠点と共にとしまえんのレガシーを考える。これが今回の公園整備の大前提であり、その都立公園のあり方を都議会にぶつけ、議論をして頂きたい。
それが今回の陳情の目的です。
今回の陳情を通じ、東京都担当部門へのヒアリングや陳情の趣旨を直接議員に説明する機会を設けられるかもしれません。
また、もしこの陳情が採択されるとハリポタの工事はストップされることになりますので、それを考えると不採択にしたい議員がどういう理由で不採択にするのかが明確になります。
仮に不採択になったとしても、各議員がどういう考えなのか、また、各会派がどういう方向性なのかが明確となり、今後私たちが政治を判断する上での試金石になります。
1.東京都とのパイプ(行政とのパイプ)を作る。
2.議員や各会派のとしまえん問題に対する取り組み姿勢が明らかになる。
採択されるに越した事はありませんが、仮に不採択となったとしても上記2点において有益であり、来春に控えた練馬区長選挙の材料にもでき、としまえん問題を終わりにさせず継続させていきたいと考えています。
そこで皆さんにお願いがございます。
この陳情にご賛同いただけましたら署名をお願いいたします。
陳情は1人でもできますが、多くの方のご賛同をいただけますと、より重みが増してきます。
この陳情は「としまえんカフェ」世話人の中で相談が始まり、個人名ではなく、「としまえんの思い出と魅力をつなぐ会」という会を作って提出することにしました。
なお、署名いただける方は、年齢や地域を問いません。
※陳情内容は以下をご参照ください。
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●陳情のスケジュール
9月15日に東京都議会において正式に受理されました。
その後所管委員会に付託され、議員へ通知されます。
11月25日に行われる環境・建設委員会での審査後、第4回定例都議会で議決予定です。
●署名に関して
1.署名用紙取得方法
(1)Webサイトからの取得
以下URLからPDFファイルが取得できますので、ダウンロード後に印刷してください。
https://firestorage.jp/download/581040ce7b8707adf4bab7146c3ebfc0e3f94af2
パスワード:toshimaen
☆以下画面が出ましたら、パスワード欄に「toshimaen」と入力してください。
↓以下のような画面が出ます
(注)「開く」や「ダウンロード」は押さずパスワードのみ入力してください
☆パスワードを入れると以下の画面になります。
無料サイトのため広告が多数表示されます。
「開く」はクリックしないで、「都議会陳情署名用.pdf」をクリックしてください。
↓以下のような画面が出ます
(2)セブンイレブンのネットプリントで印刷
予約番号:08461184
印刷は「白黒」を選択してください。
2枚出力されますので、40円かかります。(両面コピーも選択できます)
※掲載の予約番号で、2021/11/10 までご利用いただけます。
※署名は終了致しました。ご協力ありがとうございました。
(3)池尻さんのサイトからも取得できます。
(4)その他
池尻さんの大泉オフィスにも用意していただいています。
その他、ご不明点は以下アドレスからメールにてお問い合わせください。
toshimaencafe@gmail.com
※メールにてご依頼いただけましたら署名用紙を必要部数ご郵送することも可能です。
※当初署名用紙には日付欄がございますが、日付の記載は不要です。
2.署名用紙の提出
(1)締切
①第一次集約:2021/9/19(終了)ありがとうございました!
②最終締切:2021年11月10日(終了)ありがとうございました!
第一次集約として9/19とさせていただきます。この日までに間に合った署名を陳情と一緒に提出します。
ただし、最終的な締切は審査日である11月25日の10日前になりますので、11月10日まで継続しての署名をお願い致します。
※署名は終了致しました。ご協力ありがとうございました。
(2)署名用紙の提出
署名用紙は5名までの記載となっていますので、5名以上署名くださる場合は、署名用紙のみ(陳情理由のページは不要)をコピーしてお使いください。
署名用紙は以下へご郵送いただくか、お持ち込みください。
(としまえんカフェ開催時等会場までお持ちいただいても大丈夫です)
【陳情署名用紙の回収先】
〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 池尻成二事務所
電話:03-5933-0108
ikesan.office@gmail.com
どうぞ宜しくお願いいたします。
※ 前・練馬区議会議員 池尻成二さんのブログもご覧下さい。
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