見出し画像

立教大学裏のレンタルレコード

1979年~1980年頃、レンタルレコードというものが流行り出しました。
「友&愛」がチェーン店として有名で店舗を増やしていましが、池袋西口には進出していませんでした。
そんな頃に開店したのが立教大学裏の「リバティミュージック」です。
もしかすると池袋西口でのレンタル店第一号だったかも?
戸建て住宅の1階を改装したような感じで、間口1間程の小さなお店でした。

ちょうどウォークマンが出始めた頃で時代にマッチしていたのでしょうね。
とは言え、レンタル業は新しい業態ということもあり、レコード業界とだいぶ揉めていてルールが出来たのはかなり後になってからでした。

確かアルバム1枚300円~新譜で500円程度でレンタルできたと思います。
当時のアルバム新品が2500円~2800円、カセットC46~C60で500円程度だったでしょうか。
新譜レンタル+カセット代で1000円で済んでいた覚えがあります。
それまでは「FMでエアチェック」してカセット作ってたのにアルバムまるっとレンタル出来て最高!でした。

同時期に「ビックカメラ」が池袋北口に進出して来ました。
カセットも「複数本パック」という形で安く購入することが出来るようになって更に追い風でした。

自宅には父親のオーディオと自分のラジカセがありましたのでウォークマンを手に入れれば最高の音楽ライフが!
初代ウォークマンは当時3.3万円くらい、ウォークマンⅡで2.5万円くらいだったでしょうか。
ウォークマンⅡを最初に手に入れたのですが何時手に入れたのかは記憶にありません。

それに関連して思い出したのですが・・・
「リバティ」の入口の路地前が立教の部室棟が集まってるエリアだったんですけど・・・ここが汚いのなんの!(笑)

バラックみたいな小屋とか、ボロアパートのような建物もあったと思います。いつ建てられたものだったんでしょう?
さらに60~70年代の学生運動の名残かスローガンみたいな看板やペンキの落書きとか散乱していました。
体育会系と文化系が混ざってたような記憶があります。

今では小奇麗な建物が建っていますが、そんな「裏の顔」というか「暗部?」が「大学らしくて」好きでした(笑)
後年、バイト仲間の立教生の伝手で学祭観に行ったり、中に入るのはわりと自由な雰囲気があったので学内に立ち入ったことはあるのですが、何故か「あそこ」に行ってみたことはありませんでした・・・

あそこで実際に青春を過ごした人に是非当時の話を聞いてみたいです。

出展:国土地理院「年度別写真 1979年~1983年」を加工して作成

※地図引用元
◆国土地理院
http://maps.gsi.go.jp/


いいなと思ったら応援しよう!