バンクシー展 in名古屋
思い立ち走って行ってきました!
いやはや、バンクシー展はすごかった
春休みだったからか、来場者の年齢の幅広さ
高齢の方もたくさん見えていて熱気ムンムン
さすがバンクシーと思ってしまう
描いたときの世の中の状況や
作者の思いや言いたいこと、伝えたいこと
それは作品を見たら分かる
小難しい解説が必要ない
そういうのが素晴らしい芸術作品かどうか
私には分からないけれど
バンクシーの表現からは
託した思いがビシバシ伝わってくる
お前らの生きてる今はかなりヤバイぜ
悲しみの根っこさえ分からなくなってる
音声案内を聞くのも忘れて見ていたけれど
描かれる人もネズミもチンパンジーもバナナも
私にそう伝えていたような気がした
世界を脅かす力の元は巷にあり
ありふれた生活を慈しむ力も巷にある
だから巷に、普通の人が見える場所に
ユーモアを織り混ぜてメッセージを置く
その全ては見やすく美しい表現で書かれ
見やすい中に痛烈なメッセージがある
サクラが咲いたら春が来たのが分かるぐらい
そんな賢い私達ならば
このメッセージを見たら感じるべきことは一つ
自分の周りの問題を自分ごととして考えろ
抗うならば、とことん抗え
そして投げつけるなら花束を
じゃないかな?