小さな関わりが世の中を回す
誰かのかけがえのない1日に
ちょっとだけ関われる幸せを感じた1日
献血の帰りの電車で
品のいいおばあさんに席を譲ったら
「私あと一駅で降りるから」とニッコリ遠慮
私が
「私もあと一駅なんですよ」と席を立ったら
丁寧にお辞儀をされて
「本当は座りたかったの」とニッコリ
こんな気分のいい譲り合いは久しぶり
気分良く帰宅して
高齢の母(80代前半)に夕飯を届けに行ったら
コロナワクチン接種予約電話が繋がらず
プチパニック状態で
「夕飯どころじゃないわ」とイライラ
この予約は高齢者にはハードルが高いようで
「私がWeb予約してみようか」と操作したら
意外とすんなりできちゃって
「あー、これで食べられる」と大喜び
お駄賃あげるわと、今までに無いくらい大感謝され驚く
帰り道、ご機嫌な母に頼まれて
母の妹夫婦(70代後半)のワクチン予約に出向く
笑えるぐらい予想通りの状態だ
細かい文字の説明とスマホ操作に翻弄されてる
やはり、予約ハードルは高めのようだ
そんな二人の前で奇跡みたいに予約が終了
「もう諦めようかと思ってたの。これで安心。」
と、ここでも大感謝され
「○○さんも困っていた。
これで教えてあげられるわー。」
と上機嫌で話していた
みんな誰かの役に立ちたいんだね
お土産は金柑と作りたての切り餅、なんて幸せ
少しだけ信じてもらって
少しだけ頼ってもらえたら
誰かのために使える力があるのだと
自分を信じることができる
自信や信頼って、こうやって生まれるのね
回数を重ねて育まれるのね
誰かのかけがえの無い1日は
ほんの少しの関わりで幸せを増す
嬉しいことに関わった双方の幸せが増す
つまらない事がある日常だとしてもだ
今日改めて実感したなぁ
小さな関わりが世の中を温かく回す
やるべきは大したことではなく小さきこと
それなら私にも出来る
能わざるにあらざるなり、為さざるなり
できることがあるなら
うん、やるやる!