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北九州市「2050 まちづくりビジョン」を考える|「第2回まちづくりサロン」を開催しました!
オフィスで位置情報サービスはどこまで使えるのか?
北九州市 2050まちづくりビジョン note事務局の小倉地区担当です。
北九州市を中心に働く方々が集まり、働き方や働く場所について考える「まちづくりサロン」。今回は、働く環境について課題を共有し、意見交換することで解決に繋げる「FM会」に本市の企業2社と参加しました(2023年1月18日(木))。
目的は、より良い働く環境づくりのヒントを探るためです。
テーマは「オフィスで位置情報サービスはどこまで使えるのか?」でした。
開催に先立ち、FM会を主催しているDE-SIGNグループ内で試験導入を行い、「どこまで使えるのか?」を検証されたとのこと。
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「位置情報サービス」をテーマに取り上げた経緯
新型コロナウイルス感染症の流行を機に、オフィスの在り方は大きく変容しました。
DE-SIGNグループでは、『実際に、オフィスがどう利用されているのか?』を定量データ化して分析することで、今後のオフィス戦略立案の一助になるのではないかと「位置情報サービス」に注目。
今回試験導入した『EXOffice』について、開発会社であるWHERE社 斉藤さんから紹介がありました。
『EXOffice』とは?
『EXOffice』とは、オフィスユーザーの位置情報をリアルタイムで収集・共有できるWHERE社のサービスです。具体的には、オフィスの混雑具合や出社状況をリアルタイムで確認できることに加え、会議室の利用人数やエリア別の利用状況などの情報収集が可能です。
WHERE社 斉藤さん曰く、『EXOffice』のリリース当初はコロナ禍の濃厚接触者の追跡ツールとして導入が進みましたが、最近ではオフィスの利用実態分析ツールとしての活用が増加傾向にあるそうです。
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DE-SIGNグループの試験導入結果を共有
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3ヵ月間、試験導入した結果について、レビューを伺いました。
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一緒に仕事をする上で、『誰が、どこに居るか』を把握できる事は重要であり、『EXOffice』は、ユーザーの属性毎にオフィスの利用状況を把握する事ができるため、以前から自社オフィスに対して感じていた課題点を定量データとして確認できたことで、今後の改善の一助となる可能性があると考えています。
一方で、検知精度については、多少の誤差が見受けられる為、特定の席が利用されているかを確認するには不向きであり、今後の課題も見えてきました。
質疑応答の時間では、参加者から数多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
終わりに
働き方と働く場所をより良くするための解決策を考える良い機会となりました。今後も「まちごとワークプレイス」の実現を目指して、市内外の企業と引き続き働き方と働く場所に関する学びと交流の場を設けていきたいと思います。
次回は、今回FM会を体験した地場企業の方による、首都圏企業にも見劣りしない最先端の設備を取り入れたオフィス見学会を開催する予定です。次のレポートもお楽しみに!